『エヴァ』興収60億円は通過点? 超話題作の映画化発表で期待される東宝株の“鬼滅超え”
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投資家たちの判断やいかに?
3月29日に発表された映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、人気アニメ『エヴァンゲリオン』シリーズの劇場版新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が3週連続で首位を獲得。興行収入は60億円を突破し、最終興行収入53億円を記録した前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を超え、シリーズ最高記録を更新している。
これにより、盛り上がっているのが配給会社・東宝のステークホルダーたちだ。
「4月2日の東京市場の終値では東宝は4505円。『エヴァンゲリオン』の公開延期で急落していたものの、2月26日に3月8日の公開が決まるや、右肩上がりを続けています。昨年秋に『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の大ヒットを予感させるニュースが相次ぐや株価も爆騰しましたが、そのときに並ぶ高水準となっています。『エヴァ』は難解なストーリーゆえ、考察サイトも盛り上がっており、それを読んで確認するためにもう一度劇場を訪れるリピーターが多いのも特徴。興行収入は100億円を狙えそうとあって、『まだまだ上がるとシンジてます』との期待の声が連打されています」(エンタメ誌ライター)
2月にはテレビアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』が年内に放送されることも関連銘柄として追い風になりそうだが、投資家にはまだ浸透していない超話題作もこの後控えているという。
「漫画やアニメファンの間で大盛り上がりとなっているのが、『週刊少年ジャンプ』誌上で連載中の芥見下々原作の『呪術廻戦』です。単行本は1月に『鬼滅』以来となるトーハンの売上トップ10を独占。『鬼滅』が19巻で達成した累計4000万部を「呪術廻戦」は14巻でクリアしています。そこへきて、先日のテレビアニメの最終回で単行本の『0巻』をベースにした本編の前日譚となる『劇場版 呪術廻戦 0』の今冬公開が発表されました。そのため、気の早い東宝のステークホルダーからも“鬼滅超え”が期待されています」(マネー誌編集者)
鬼滅→エヴァ→呪術……贅沢な3連コンボに東宝関係者はさぞかしニンマリしていることだろう。
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