『あざとくて何が悪いの?』は“新人発掘番組”としても成功? アンジュルム・上國料にKaitoも飛躍
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ハロー!プロジェクトのアイドルグループ・アンジュルムの上國料萌衣(かみこくりょう・もえ)の人気が高まっている。女性ファッション誌「bis」(光文社)で2019年11月からレギュラーモデルを務めている上國料だが、4月1日に発売となる5月号で初の表紙に抜擢。巻頭12ページの特集も組まれる。
前日の3月31日には、「週刊少年サンデー」(小学館)でも表紙とグラビアに登場。こちらは同じハロー!プロジェクトのJuice=Juice・井上玲音(いのうえ・れい)と共に起用された。
ふたりに共通するのはテレビ朝日系『あざとくて何が悪いの?』への出演で脚光を浴びたことだ。
「“かみこ”こと上國料さんは、昨年11月14日の放送回で、カラオケであざとくアピールするという『あざとカラオケソング』の第1弾に登場。YUIの『CHE.R.RY』と松浦亜弥の『LOVE涙色』で見事に“あざとかわいさ”を演じて大反響を呼び、同月28日にすぐ第2弾が、そして今年1月9日放送の新春スペシャルでも第3弾が用意され、人気コーナーとなりました。井上は2月20日の放送で“ハロプロからもうひとりの刺客”として同コーナーに登場し、ハロプロ好きの弘中綾香アナウンサーを喜ばせていましたね」(アイドル誌ライター)
人気コーナーの立役者となった上國料は、つい先日まで放送されていた、日本マクドナルドの期間限定商品「マックフルーリー キットカット」のCMにも出演していた。昨年にも同商品のCMに出演していたが、俳優・濱津隆之との共演だった前回とは異なり、今回は単独での出演。タレントとしての“格”が上がったと言えるだろう。
『あざとくて何が悪いの?』で同様に準レギュラー的な活躍を見せたKaitoも、躍進が目覚ましい。ロックバンド・インナージャーニーのドラマーであり、最近は俳優、モデルなど活動の場を広げている。
「Mr.Children・桜井和寿のイケメン息子と以前から一部で話題になっていましたが、昨夏出演した恋愛リアリティ番組『オオカミくんには騙されない』(ABEMA)をきっかけに注目を集めました。
本人の芸能志向が強いこともあり、『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)で指原莉乃オススメのイケメンとして登場したり、俳優として朝ドラ『エール』(NHK)や、大きな話題を呼んだ『逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類! 新春スペシャル!!』(TBS系)にも小さな役ながら出演するなど、『オオカミくん』以降、テレビ露出が増えています。
中でも真っ先にKaitoを出演させ、推していたのが『あざとくて』です。昨年11月に初登場した際は、番組内ミニドラマで“あざとい気遣いで魅せる年下男子”という役柄を好演。その後、今年1月30日の放送回から始まった番組内連続ドラマ企画で乃木坂46の山下美月とのW主演に抜擢され、6週連続で出演しました」(同上)
4月からは『王様のブランチ』(TBS系)のレギュラーが決定。3月31日に公開された「ニベア エンジェルスキン ボディウォッシュ」のウェブCMにも出演するなど、まさに順風満帆といったところだが、『あざとくて何が悪いの?』での露出も追い風となったことだろう。
「単発の特番として始まった同番組がレギュラー化した背景にあったのは、視聴率よりも、放送後の反響の大きさ。SNSでトレンド入りしたり、ネットニュースになることも多いため、各事務所も新人を出演させようとプッシュしています。今や若手の登竜門のような状態ですね」(テレビ局関係者)
Kaitoや上國料のように脚光を浴びる新人や若手が同番組からさらに出てくるのも、時間の問題のようだ。
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