長瀬智也、俳優としての成功の裏に“銀幕スター”になりそびれた過去──ジャニーズ退所後は映画にリベンジか
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長瀬智也の黒歴史になった初主演映画
「『白線流し』のスマッシュヒットを受け、ジャニーズは本格的に長瀬を俳優としてプッシュしていきます。それまでは端役もやっていたけれど、『白線流し』以降は基本的には主演しかやらないスタンスできた。ドラマで成功をおさめたので、次は長瀬を映画スターに押し上げようとして作られたのが02年公開の『ソウル』だったんですが、これが大爆死。本格的な映画は初挑戦だったのにも関わらず、いきなり主演、しかも日韓合作で制作費も膨大に費やす力の入れようでしたが、興行収入は5.5億円と振るわず。制作費も回収できたなかった。これはジャニーズもショックだったと思いますよ」(芸能記者)
しかし、映画俳優としての挫折が、テレビ俳優としての長瀬を加速させた部分はあるだろう。2000年から2010年にかけての10年間、長瀬は年に最低1回はテレビで主演を務め、連続ドラマには欠かせない存在になった。
「その後、映画も数本やってますが、どれも大きなインパクトは残せていない。一方で、テレビドラマでは『ムコ殿』(フジテレビ)、『タイガー&ドラゴン』(TBS)、『マイ★ボス マイ★ヒーロー』(日本テレビ)など、話題作を生んでいます。とはいえ、あまり視聴率には恵まれず、だからなのかNHKの大河ドラマや朝ドラには無縁でした。あんなに強烈なインパクトがある俳優なんだから、大河ドラマの主演なんかは見てみたかったですけどね」(前出・テレビ局関係者)
視聴率や興行収入などの“数字”には愛されなくとも、ドラマ好きには愛される作品に恵まれてきた長瀬。ジャニーズ退所後は裏方に回るといった話も出回っているが、俳優業も引退してしまうのだろうか?
「長瀬は現在、自分で映画を撮影しているのではないかと噂されています。テレビ俳優として大成した長瀬ですが、今度は映画界に裏方としてリベンジしたい思いがあるのかも。でも1本完成したら満足して案外あっさり表舞台に帰ってくる可能性もありますよ。というのも、『俺の家の話』をきっかけに、やっぱり長瀬とドラマや映画をやりたいという業界からの声があがっている。ジャニーズじゃなければ、逆にアプローチしやすいと目論む映画プロデューサーもすでにいます。まあ、長瀬を口説き落とせるような作品が出てくればの話ですが……」(同)
ひとまず、表舞台から姿を消す長瀬だが、これだけドラマに愛され、俳優として必要とされた逸材だ。いつの日か必ず、また芝居をする姿を見せてくれることだろう。
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