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週刊誌スクープ大賞

菅義偉「”断らない男”だから総理になれた」のは鉄道会社からの政治献金、家族への特別待遇もか

広島の暴力団三代目侠道会の相談役が河合元法相事件の裏面を激白

 公職選挙法違反(加重買収など)の罪に問われていた元法相で衆院議員・河井克行被告(58)が3月23日、無罪主張から一転して地元議員や首長らへの買収を認め、議員辞職する意向を表明した。

「独房で自問自答を繰り返し、逃げることなく認めることが、支えてもらった支持者への責任の取り方だと考えるに至った」(朝日新聞3月25日付)としたが、自民党から流れた1億5000万円の選挙資金の問題を含め、解明されなければならない闇はまだまだある。

 河井から150万円もらっていたことが発覚して辞職した中に天満翔典三原市長がいた。

「アサヒ芸能」(徳間書店)で、広島のヤクザ・三代目侠道会の弘田時秀相談役が、この天満と組んで市の公共工事で儲けていたのは、「一心グループ」の眞田惣行名誉会長(3月16日に死去)だと激白している。

 弘田相談役がいうには、河井の妻・案里が参院選に出る前にも眞田から、案里の対立候補である溝手顕正のスキャンダルが何かないかと聞かれたこともあったという。

「河井事件の根本にあるのは、安倍の溝手嫌い。単なる人間の好き嫌いです。そこに自民党の派閥争いが加わり、この広島に持ち込まれた」(弘田相談役)

 政治の裏を知り抜いているのはヤクザなのかもしれない。

 コロナ関連で文春から2本。8割おじさんこと西浦博教授が、「第4波の前兆が見えている」と警告している。

 菅首相が、緊急事態宣言の再々延長を独断で決めたことに西浦は、「やる限りは、感染者を減らせる見込みがなければいけません。しかし、しっかりした目標を定め、そこに向けた政策を実行すべく行った延長であったかどうかは科学的に検証しておくべきです」といっている。ただの菅の思い付きに過ぎないのでは、効果なしということだろう。

 西浦は、日本でも変異種が蔓延してきて、二倍も発病に至りやすい、十歳未満が多いから、「第四波では学校閉鎖も対策の一つとして浮上する可能性がある」という。

 桜の盛りを過ぎても、コロナの盛りはまだこれからなのかもしれない。

「週刊文春」(文藝春秋)は、病床使用率は改善されてきているといった西村担当相の発言に嘘はないのか、検証している。

 たしかに、宣言下では東京が使用率83.2%だったが、3月には25.5%と下がっている。だが問題は、日本看護協会が昨年12月に発表した調査で、感染者を受け入れていた病院の看護師たちの離職率が21.3%にもなっているのだ。

 ベッドはあっても医者や看護師がいないのではなにもならない。それに、医療従事者へのワクチン接種が大幅に遅れ、4月中旬以降にずれ込むことも、大きな問題である。

 毎日毎日、自粛自粛と叫んでいるだけにしか見えない小池都知事だが、やるべきことは他にも沢山あるはずだ。

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