鶴瓶が開始当日に辞退で広がる不穏な空気…五輪聖火リレー一番損するあの人気コンビ
#サンドウィッチマン #東京五輪 #聖火リレー
今夏に延期された東京五輪・パラリンピックの聖火リレーが25日、福島県の「Jヴィレッジ」からスタートした。
第1走者には東日本大震災が発生した2011年にサッカー女子W杯で優勝した「なでしこジャパン」のメンバーがトーチを持って走行、五輪組織委員会の橋本聖子会長は「希望が詰まった大きな光となり国立競技場に到着することを祈念します」と出発式で語ったが、やはりというべきか前途多難は変わっていない。
まず、リレー初日にはまたしても著名人が参加を辞退する報道が流れた。
沖縄県は、俳優・歌手の屋比久知奈の走者辞退を発表。所属事務所から仕事の都合で参加が難しくなったと連絡があったという。さらに兵庫県は、落語家でタレントの笑福亭鶴瓶が5月24日に地元の西宮市内で走る予定だったが、こちらもレギュラー番組のスケジュール都合を理由に参加見送りの連絡を受け、これを発表した。そして依然として、島根県は聖火リレー自体の中止を検討しており予断を許さない状況。
五輪関係者は「一般ランナーはニュースになっていませんが、相当数の辞退が出ています。今後、著名人の参加辞退報道を受けて、増えてくる可能性もある」と話す。また、著名人のリレー参加には「もはやメリットはありません」と手厳しい。
「今日も鶴瓶さんが参加辞退で、理由がレギュラー番組の収録ということのようですが、鶴瓶さんクラスならいくらでも調整できます。それをわざわざ現場やテレビ局、イベント主催者に要請するかしないか。これを天秤にかけたら『調整しない』と判断しているのです。重鎮が辞退すれば、若手タレントもおのずと出場しにくくなる。それでもリレー初日はいわき市でお笑いコンビ・南海キャンディーズの山崎静代が参加していましたが、早くもお笑い関係者の間では『静ちゃん、今後の仕事大丈夫なの?』と心配する声があります」(同)
名誉な仕事だったのがいきなり「断る理由を探さなきゃいけないめんどくさい案件」となった聖火リレー。今後最も困るであろうと見られているのがお笑いコンビ・サンドウィッチマンの2人。聖火リレーの公式アンバサダーを務めているからだ。
「出発式で富澤たけしは森喜朗組織委員会前会長を自虐ネタにして笑いを誘っていましたが、世論が五輪中止、聖火リレー中止に傾いても最後の最後まで『聖火リレーをやりましょう』と言い続けなければいけない。新型コロナウイルス感染拡大前は五輪に関わる大きな仕事を任され、芸人としてかなり箔がつくと周囲も羨ましがっていましたが、今やそんなタレントは誰もおらず気の毒な目で見守っています」(芸能関係者)
仮に完走すれば121日間展開される聖火リレー。どんな事態が待っているのか誰も想定できない。
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