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『スッキリ』卒業の近藤春菜を待ち受ける「吉本の冷遇」…芸能界最強「春菜会」の行方は?

近藤春菜

 今月で吉本興業との専属エージェント契約を解除されることが明らかになっている極楽とんぼの加藤浩次。「吉本興業による粛清の始まりか」と噂されているが、次のターゲットは、“加藤の乱“を支持して自らも専属エージェント契約の道を選んだハリセンボンの近藤春菜といわれている。

 「加藤は3年前、吉本芸人による闇営業問題の処分を巡って、“上層部が辞めないなら退社する”と大見得を切っことで、自ら提案した専属エージェント契約になった。加藤を支持した近藤も、専属エージェント契約に切り替えられていたんです」(吉本元社員)

 その近藤は、今年1月中旬、加藤と共にMCを務める朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)を3月いっぱいで降板することになった。

 「近藤は、“加藤の乱”を支持しただけでなく、吉本にとって触れてはならない契約問題を批判してしまったんです」(同)

 闇営業に参加した芸人たちの処分を巡って、当時、吉本興業と所属芸人たちの契約問題が浮上。吉本の大崎洋会長は、「契約関係は法律上、成立している」「民法上でも口頭で成立している」と、法的には問題ないとの見解を示した。

 ところが、大崎会長のこの発言に対して、近藤は「芸人はお互い(契約内容に)同意していない。(私も)口頭でも聞いたことがないですし、(ギャラの)取り分とか他の部分に関しても聞いた覚えがない“」と『スッキリ!』で反論したのだ。

 「吉本の芸人は約6000名いる。そのうちの9割は現状の契約関係には納得しているともいわれ、近藤の批判は勇み足と取られました。その後、吉本は原則として契約書を交わす方針を固めましたが、近藤が契約問題という“地雷”を踏んでしまったのは間違いない。彼女自身も加藤と同じく、専属エージェント契約に切り替わったんです」(芸能ライター)

 ちなみに、『スッキリ!』のギャラに関して、加藤と吉本の取り分の割合が8対2であることも判明。その他の仕事のギャラは、吉本には入らないため、吉本側から3月いっぱいでの専属エージェント契約を打ち切った。

「80年代に漫才ブームを牽引した『B&B』の島田洋七は、ブームが去ったあと、デビューの頃に所属していた吉本に出戻ったものの、その後、自叙伝『佐賀のがばいばあちゃん』の印税をめぐって揉め、結局、07年8月に吉本との契約を解除されました。あれから14年が経過しましたが、いまだにテレビ界の第一線から干されています。加藤も、洋七の二の舞になりかねません」(お笑い関係者)

 加藤に関しては、『スッキリ!』の9月降板説も流れているが、その加藤の次は、大崎批判をした近藤と見られている。

 「安定収入を得られていた『スッキリ!』を3月で降板したうえ、仮に専属エージェント契約まで切られたら、仕事は激減でしょう。近藤といえば、引退した安室奈美恵や女優の吉高由里子はじめ、本田翼、水川あさみ、丸山桂里奈、それにフワちゃんといった幅広い交友関係を持ち、“芸能界No.1の人脈女王”と呼ばれていますが、その源泉は、“春菜会”と呼ばれる飲み会を主宰していること。これまで、その飲み代は彼女が払ってきたようですが、言い方を変えれば、人脈を維持するには金が掛かる。仕事が激減すれば、今後は“春菜会”どころではありません。なにより、会のメンバーのほとんどは大手プロ所属で、吉本を刺激したくないでしょうから、“春菜会”への参加自粛を促すこともあるでしょう」(芸能プロモーター)

 男女の仲ではないが、“春菜会”も金の切れ目が縁の切れ目となるのかーー。春菜の仕事激減で、会も自然解散となるのか注目される。

本多圭(ジャーナリスト)

芸能取材歴40年以上、タブー知らずのベテランジャーナリスト。主な著書に『 スキャンダルにまみれた芸能界のトンデモない奴ら』など。

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最終更新:2021/03/27 07:00
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