日本を代表するポップカルチャーの聖地秋葉原が再開発! さらに国を代表するエリアとなるのか?
#秋葉原 #不動産投資 #東京これから買える街
3.秋葉原の価値はさらに上昇、安定するのか?
世界中から絶大な支持を受けている秋葉原は、現在進められている再開発事業により今後さらに注目を集める街になるはずです。しかし、不動産を購入するとなると、それだけの情報では決めるべきではありません。
将来的に価格の上昇が見込めるかどうかや、どのように変化して行くのかを知ることが重要です。そこで、ここでは、それぞれのデータを基に定量的に分析を行いながら解説していきます。
3-1.千代田区・台東区全体の人口の推移
千代田区が発表した『住民基本台帳人口』のデータを基に、千代田区の人口の推移を考察していきます。このデータによると、11年以降、大幅に人口が増加していることが分かります。
12年間一度も減少を見せていないことや現在進められている再開発事業のことを考慮すると、今後も安定して増加していく可能性は高そうです。
一方で、台東区は千代田区ほど大幅な増加は見せていませんが、安定して人口が増えていることが分かります。現在、台東区では日本郵政不動産による住宅や商業施設で構成される複合施設の建設が進められているため、今後も安定して人口が増えていくことは間違いなさそうです。
参考:日本郵政不動産
3-2.秋葉原駅がある千代田区全体の人口予測
将来的に秋葉原の人口が増加するのか、秋葉原駅がある千代田区のデータを基に考察していきます。千代田区が発表した『平成27年 千代田区人口ビジョン(素案)』によると、2055年をピークに横ばいに転じ、少しずつ人口が減少していく見込みです。
しかし、21年現在『平成27年 千代田区人口ビジョン(素案)』で予測された人口数を大幅に上回っていることを考慮すると、将来的に安定して増加していくことが期待できます。
3-3.交通機関の乗車率から見る利便性
次に、JRが発表した『各駅の乗車人員』のデータを基に、JR山手線・京浜東北線の乗車客数の推移を確認していきます。05年にオンエアされた『電車男』の影響もあり同年以降、秋葉原駅の利用者は増加傾向でした。ですが、19年には、約1万人減少を記録しています。
とはいえ、同年にJR東日本が発表した『各駅の乗車人員 2019年度ベスト100』を見ると、年度末に発生した新型コロナウイルスの影響を受けて、ほとんどの主要駅が前年に比べて減少しているため、あまり気にする必要はありません。全体的には上昇傾向といえます。
参考:レイルラボ
3-4.秋葉原の土地の価格の推移
次に、秋葉原駅周辺の土地の価格を確認していきます。上記は、商業地域に区分されている『千代田区5-4(東京都外神田4-1-1)』の地域のデータを基に、07年から20年までの価格をグラフにまとめたものです。
08年に高値を記録して以降、リーマンショックの影響もあり5年間土地の価格は下落し続けていました。しかし、13年から始まったアベノミクスの影響を受け、15年を機に上昇し、13年間トータルでは80万円/平方メートル(33%超)増加していることが分かります。
このことから、今後の秋葉原の土地の価格は国を代表するポップカルチャーの聖地として外務省のバックアップを受けていることや再開発事業の発展により、まだまだ価格の上昇は続きそうです。
3-5.秋葉原駅周辺の中古マンションの推移
最後に、ライフルホームズが発表している『住まいのインデックス』のデータを基に、実際の秋葉原駅周辺の中古マンションの価格推移を確認します。まずは、下記のグラフをご覧ください。
上記のデータを見ると、直近3年間で中古マンションの価格が約7%上昇していることが分かります。
また、20年に発生した新型コロナウイルスの影響を受けている不動産が多い中、秋葉原駅周辺の不動産は大きな打撃を受けていません。このことから、今後も右肩上がりを推移して行くことが期待されています。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事