映芸ベストワン監督とGカップ新人女優がコラボ こんな嫁がほしい! エッチで純真な『農家の嫁』
#映画 #フミカ #いまおかしんじ
すでにPart3の構想も準備済み?
――フミカさん演じる瑠美は、ひとり暮らししている老女から大金を奪うオレオレ詐欺グループを追跡するわけですが、詐欺グループをただの悪役ではなく、社会から弾き出された者、大人になれずにいる子どもとして描いているのも印象的でした。
いまおか:現実には瑠美みたいなヒロインは実在しないかもしれない。でも、もしもこんな女性がいたらいいなぁと、そんな願いもあって描いたキャラクターです。強いだけじゃなくても、弱さも持っている。その分、他人の痛みも理解できる。悪者もそうで、間違った道だけど彼らも彼らなりに懸命に生きようとしている。誰しも表の顔と裏の顔があると思うんです。そんな人間の両面性を、エンターテイメントの中にうまく盛り込めればいいなと思って撮った作品ですね。
フミカ:瑠美は真っ直ぐな女性だけど、別の言い方をするとおせっかいな性格。でも、芯の強さがあるから、周囲の人たちもどんどん巻き込んでしまうんです。私には瑠美みたいな強さはありませんが、その分、瑠美に憧れながら演じましたね。
いまおか:ひとつだけ心残りがあって。Part2「有機ある大作戦」では、瑠美は有機野菜をめぐる詐欺事件に遭遇するんだけど、石橋さん演じる夫の過去までは描けなかった。
フミカ:実家に戻って農業を継ぐまで何をしていたのかは謎ですよね。瑠美も警察に勤めていた頃のエピソードは具体的には描かれていませんし。
いまおか:Part3では2人の過去を描いた上で、夫婦対決させるから。
フミカ:Part3の構想がすでにあるんですね。どんな夫婦対決になるのか楽しみです。
――最後に見どころをお願いします。
いまおか:フミカさんの初主演映画ということで、フミカさんの素の部分だとか、ドキドキしている表情とか、ピチピチしたフレッシュなところなど、いろんなものが写っている映画になっています。それに加えて、お色気シーンもあり、アクションシーンもあり、観ていて退屈しない内容なので、気軽に観てもらえればと思います。観終わった後は、スッと肩が軽くなっているんじゃないかな。
フミカ:私にとって初めての演技、初めての主演映画、たくさんの初体験をさせていただき、そんな初体験の数々が凝縮された作品になっているはずです。“フミカキック”も、ぜひチェックしてみてください。
いまおか:舞台挨拶でも、あのハイキックやってほしいなぁ。
フミカ:はい、客席のみなさんからのご要望あれば、お応えしてフミカキックをご披露します(笑)。
『農家の嫁は、取り扱い要注意 Part1 天使降臨篇』
監督・脚本/いまおかしんじ
出演/フミカ、丸純子、和田瞳、宮下順子、石橋保、川瀬陽太
※同時上映
『農家の嫁は、取り扱い要注意 Part2 有機ある大作戦篇』
監督/いまおかしんじ 脚本/宍戸英紀
出演/フミカ、丸純子、和田瞳、宮下順子、石橋保、並木塔子
配給/TOCANA R15
4月2日(金)~8日(木)ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサにて1週間限定上映。以降、全国順次公開予定
舞台挨拶 開催決定!
4月2日(金)初日舞台挨拶(池袋シネマ・ロサ)
4月3日(土)舞台挨拶(ヒューマントラストシネマ渋谷)
詳細なスケジュールなどは公式サイトをチェック!
noukanoyome.com
●フミカ
1994年生まれ、兵庫県出身。第50回「ミス日本コンテスト2018」ファイナリストに選ばれたのをきっかけに、グラビアアイドルとして活躍。ファースト写真集『桃色空気』(小学館)が今年2月に発売。主演映画『農家の嫁は、取り扱い要注意 Part1』『農家の嫁は、取り扱い要注意 Part2』で女優デビューを果たした。
●いまおかしんじ
1965年生まれ、大阪府出身。1995年に『彗星まち』で監督デビュー。林由美香主演作『たまもの 』(04)、『かえるのうた』(05)で、ピンク大賞ベスト10の第1位に2年連続で選ばれる。阪神淡路大震災でひとり娘を失った元夫婦の23年間にわたる歩みを描いた自主映画『れいこいるか 』(20)は、「映画芸術」2020日本映画ベストテン第1位に選ばれた。『れいこいるか 』は4月3日(土)に新宿K’chinema、4月24日(土)~28日(水)に「あつぎのえいがかんkiki」にてアンコール上映される。
また新作映画『葵ちゃんはやらせてくれない』が5月7日(金)よりシネマート新宿ほかにて公開予定。詳細は公式サイト aoichan-movie.com にて。
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