解放された水原希子のヌード写真展で魅力が大爆発 “オープン”な彼女が伝えるメッセージ
#ヌード #水原希子 #写真展
モデルの水原希子と写真家・茂木モニカによる写真展「夢の続き DREAM BLUE」が渋谷PARCOで3月20日~4月4日に開催されている。
さっそく同施設4階にあるPARCO MUSEUM TOKYOへ足を運び、チケットを購入すると、「ヌードを含む表現がございます」そうスタッフから一言添えられた。
まず通された小部屋で、顔面ドアップの水原の写真とポエムのようなものが迎えてくれる。そこを抜けると、赤面する暇もないほど、30枚以上にも及ぶ水原自身のヌード写真が展示されている。
荒野で走っていたり、雪山でポージングしたり、飾られたネガフィルムからは満面の笑みで旅を楽しむ様子も伝わってくる。
「撮影した茂木さんはエッジの効いたファッション誌でも活躍されていて、強い女性や自然風景の写真を得意とされています。希子ちゃんとは公私ともに仲がいいそうで、これも4年前に女性3人でロードトリップをした際の写真。希子ちゃんと茂木さんルーツであるアメリカという大地と、心と身体をオープンにできる間柄だからこそ、成せた展示ですね」(ファッション誌ライター)
水原はこの写真展について、自身のインスタグラムのストーリー機能でこんな言葉を残している。
《ヌードになる事は、女が体を張って覚悟を決めた時にやるもの。みたいな。“ヌード”という言葉をタブーな物、どこかネガティブに捉えられてしまう雰囲気があるなぁと感じています。裸体は私達のありのままの姿であって、もっとポジティブに多様な捉え方があってもいいなと思うのです》
身体が“武器”であるモデルであり、女優として大胆な演技にも定評のある水原だが、#MeToo運動が表面化してきた18年には、自身の葛藤を口にしたこともあった。
「彼女がまだ若いころ、ある企業の広告撮影時に、裸を強要され、現場にいる沢山の男性関係者に見られる環境を拒んだのに、仕事だからと強行されてしまったんです。緊張で固まってしまったそうで、当時のことを『モデルは物じゃない。女性は性の道具ではない。心を交わし合う事を忘れてはいけない』とSNSで声を上げていました。
最近もLGBTQを支援する運動や、4年前に設立した自身のブランドでサスティナブルな衣服やアクセサリーの販売など、社会問題にも積極的に取り組んでいます」(既出・ライター)
写真展に話を戻すと、平日の昼間にも関わらず、男女共に多くの人が足を運んでいた。
ファンであろう女性が多いものの、洋服を買いがてらついでに寄ったような感度高めのファッションを身に纏う人も少なくなかった。
コロナで自由が奪われた我々や、マイノリティへの風当たりが強まっている昨今に、大自然のなかをありのまま無邪気に写真に納まる水原の姿は、エロさを超えた魅力があった。
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