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日テレ、あの“炎上”ふたたび? 『Premium Music』の「タイムテーブル発表なし」に視聴者から不満続出

『Premium Music 2021』公式サイトより

 24日に放送された日本テレビ系音楽特番『Premium Music 2021』に対し、視聴者から不満の声が相次いで上がっているようだ。

 日本テレビの新たな音楽特番として昨年3月に誕生し、同年5月には特別編も放送された同番組。第3弾となる今回は、「ジャニーズ史上初ヒストリー」「ドラマ主題歌ヒストリー」といったテーマに沿って構成された過去映像や、KAT-TUN、Sexy Zoneや、AKB48、乃木坂46、NiziU、DA PUMP、Little Glee Monsterなど豪華出演者による生パフォーマンスがおよそ4時間にわたって届けられた。

 番組はオープニングから嵐の過去映像で始まり、大トリを務めたのはデビュー15周年のKAT-TUN。また、ジャニーズの歴史を振り返る企画の中ではSMAPの映像も流れ、特にジャニーズファンにとっては大いに楽しめる内容に。他にもNiziUが新曲「Poppin’ Shakin’」をテレビ初披露したり、桑田佳祐が先日ブルーノート東京で行った配信ライブの映像が公開されたりと、見どころは多かったのだが……。タイムテーブルが発表されなかったことに不満を漏らす声がネット上では少なくない。

「アーティストがどの時間帯に出演するかがわかるタイムテーブルは、長時間の音楽特番では欠かせないもの。リアルタイムで最初から最後まで何時間も観続けてくれる人は少ないですからね。『Premium Music』も4時間の生放送だったため、タイムテーブルを希望する声が多く上がりましたが、結局発表されずじまいだったため、『風呂入りたいのに行けない』『テレビの前でずっと待ってなきゃいけないの?』など、出演アーティストのファンを中心に悲鳴が上がりました。公式SNS宛には『次回からはタイムテーブル発表をお願いします』などの要望も寄せられています」(テレビ誌ライター)

 日本テレビの大型音楽特番がタイムテーブルの公開を巡って批判を浴びるのは、これが初めてではない。

「そもそも、昨年の『Premium Music 2020』も事前にタイムテーブルが発表されなかったため、視聴者から不満の声が出ていたんですよ。

 また、昨年9月の『THE MUSIC DAY』は8時間の生放送でしたが、放送当日、番組が始まる数時間前までタイムテーブルは発表せず、さらに番組公式Twitterで『15時台のタイムテーブルは14時頃に発表します』など小出しにしたことで、批判の声が殺到しました。

 実は今回の『Premium Music 2021』も、番組公式Twitterで『このあとは●●!』といった告知が実況形式でなされてはいたのですが……。いずれにせよ“タイムテーブルを事前に発表しない”という形でなんとか視聴者をつなぎとめようとしているわけで、そのやり方が反感を買ってしまうのは仕方ないでしょうね」(同上)

 同局の別の音楽特番である『ベストアーティスト』は事前にタイムテーブルを出しているだけに、余計に視聴者を苛立たせる形となったようだ。今年も年末に放送されるであろう『ベストアーティスト』までこの方式に“改悪”されることがなければいいのだが……。

宇原翼(ライター)

雑誌、ウェブメディアの編集を経て、現在はエンタメ系ライター。

うはらつばさ

最終更新:2021/03/25 21:00
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