第7世代のコント師「ザ・マミィ」林田がつづる相方のこと「すごい歌手見つけた。YOASOBIって知ってる?」
#お笑い #芸人 #ザ・マミィ #第7世代 #林田洋平 #酒井貴士
──第7世代のコント師・ザ・マミィの林田洋平が綴る、ちょっと変わった相方にまつわる四方山話。
#1 観察日記始めます
皆様。初めまして。
僕は、ザ・マミィの林田と申します。
ザ・マミィというのは僕が組んでいるお笑いコンビの名前で、 林田いうのは僕の名前です。
眼鏡をかけており、前歯が少し曲がっている成人男性。
毎日楽しくやっております。
この度、日刊サイゾー様より、コラム執筆の依頼を頂きまして、 このように乱文を書かせていただいている次第でございます。
僕がnoteというところで日記のようなものを書いておりまして 、そこに「いつかコラムを書きたい。」と書き殴ったところ、 それを見ていた編集者さんが声をかけてくれたそうな。
みんな! 夢って叶うんだね☆
語尾、星で、はしゃいでみる。
ゴビホシ! ゴビホシ!
ひとしきりはしゃいだところで、本題へ移ろう。
このコラムでは、何を書いていくのか。
ずばり、 僕の相方である酒井貴士さんの観察日記を書いていきたいと思いま す。
酒井貴士。
29歳。ヒゲのおじさん。
その生態を記録していきたいと思います。
こちらのテーマも編集者さんからご提案いただきました。
とても気に入りました。
嬉々として相方の話をするのって少し照れくさいじゃないですか。
書けと言われて書く。最高のバランス。
観察日記というタイトルもしっくり来ますね。
主にアサガオとかに使う言葉。
たしかに酒井さんは、 少し離れたところから眺めてるときが一番面白い。
僕は、酒井さんのことお猿さんだと思ってるんですよ。
欲に正直で、嘘がつけない素直なお猿さん。
運動神経が良くないので、木登りとかは苦手そうですが。
そんなお猿さんのことをいつも近くで見ている僕だからこそ書ける 、そんな観察日記を記していきたいと思います。
お付き合いくださいませ。
そんなお猿さんと出会って約6年。早速、近況を。
最近のお猿さんは、YOASOBIさんの「夜に駆ける」 に激ハマりしている様で、楽屋等でよく鼻唄を歌っています。( 少し音痴なので平らなメロディーで。)
相当気に入ったのか、僕にも教えてくれました。
「洋平さん、すごい歌手見つけた。YOASOBIって知ってる? 」
有名な歌手をあたかも自分が発掘したかのように言うというボケだ と思った僕は、
「いや!!! 知ってるわ!!!」
と軽快にツッコませて頂きました。
しかし、お猿さんはポカン。
徐々に悲しい顔になり、そのまま腹を出して寝てしまいました。
彼は本気でYOASOBIを今見つけたと思っていた様です。
こういった細かいすれ違いは時々あって、
実はその全ては僕の意識次第で回避できるものばかり。
そもそも酒井さんがボケたと思ったことが最大の誤り。
酒井さんはボケません。ボケたことがありません。
彼はその見た目からかボケだと思われがちですが、 そんなに器用な人間ではなく、彼はただ生きてるだけ。
「ただ生きていたら、ちょっと変だった。」
それがうちのお猿さんこと、酒井さんなのです。
ただちょっと遅く入手した情報を、 ただ嬉しくて教えてくれただけなのに、 それをツッコミという名のケチで台無しにした僕は野蛮人。
この場を借りて謝罪させてください。
本当にごめんなさい☆
ちなみに僕はまともなツッコミだと思われがちですが、
酒井さんが変だから相対的にまともに見えているだけの眼鏡だと自 己分析しております。
そんなこんなで、
これから僕の酒井観察日記、よろしくお願い致します。
次回は、
・ マネージャーさんを何でも話せるお友達だと思ってつい話し込みす ぎるお猿さん。
・ オーディションに冷凍の蟹を買ってきて待ち時間に溶けてしまい被 害者面するお猿さん。
・幼なじみの先輩に月1のペースで2~3万の服を買い与えてもらうお猿さん。
のどれかについてか、
まったく違うことについて書くかも知れません。
夢のコラム、永遠に続きますように☆
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事