大滝詠一がついにサブスク解禁で…次は山下達郎!? カギは5Gにある?
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5Gとともに高音質サブスクの時代が到来?
「今年は音楽系サブスク世界最大手のSpotifyが『Spotify HiFi』というCD音質に相当するサービスを始める予定です。すでに国内でも『Amazon Music HD』『mora qualitas』といった同様のサービスが始まっていますが、先行する欧米でもまだまだ普及していない状況。ユーザー数の多いSpotifyが導入することで、一気に広がる可能性がありますし、これにAppleが追随すれば、スタンダード化していくでしょう。CDクオリティが担保できるとなれば、達郎さんの考えもかなり変わってくるのでは。
また、こうしたストリーミング配信における高音質化は通信技術も重要になってきて、高速大容量、高信頼・低遅延、多数同時接続などを実現できる次世代通信である5Gの普及もポイントになってくると考えられています。5Gもこれからといったところですが、昨年10月になってようやくiPhoneの5G対応機種が登場。本格的に広まっていく段階にあります。Spotify HiFiがこのタイミングで発表されたのも、こうした背景があるはずです」(同前)
近年、竹内まりやの「プラスティック・ラブ」が海外で“発見”されたのを皮切りに、世界的に日本のシティポップのブームが巻き起こっており、昨年は松原みきの「真夜中のドア~Stay With Me」がSpotifyのグローバル(世界)バイラルチャートで15日連続1位となったことも記憶に新しい。
山下に至っては、アメリカのヒップホップにおけるサンプリングを中心に90年代から海外で評価を集めており、昨年の第62回グラミー賞の最優秀ラップ・アルバム賞に輝いたタイラー・ザ・クリエイター『IGOR』でも山下の過去楽曲が使用されている。山下の作品もサブスク解禁となれば海外からも大きな反響を呼びそうなだけに、近い将来の実現に期待したい。
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