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松本人志が『笑ってはいけない』台本流出報道で日テレを咎めなかったワケ

松本人志が『笑ってはいけない』台本流出報道で日テレを咎めなかったワケの画像1 またまた松本人志が大激怒!…とはなっていないようだが…。

 3月11日の『FRIDAYデジタル』が、昨年末に放送された特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 絶対に笑ってはいけない大貧民Go Toラスベガス24時』(日本テレビ系)の台本を独占入手し、話題を呼んでいる。

「掲載されたのは、お蔵入りとなったアンジャッシュ・渡部建の出演シーン。昨年の『女性セブン』では東野幸治、フットボールアワー・後藤輝基と3人でバスに乗り込んだ後、東野が体を張った芸で笑いを取る横で渡部はおとなしくしているだけだった、と報じていました。しかし、今回明らかになったA4用紙5枚ほどの台本には、後藤と東野が映画『バック・トゥ・ザフューチャー』のマーティ(主演の若者)とドク(老人の博士)に扮して、渡部を徹底的にイジり倒す一部始終がぎっしり。渡部のセリフもかなり多かったことがわかった」(テレビ誌ライター)

 2020年、渡部の出演がスクープされた際にはダウンタウン・松本人志が大激怒。日テレを疑い、今年の放送を拒否するかのような文面のツイートをしていたほど。

 松本といえば、かつてスタッフの不義理が原因で人気番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)を終了させたこともある。

 しかし、今回はここまで松本はこの話題をスルー。その事情をバラエティ番組スタッフがこう推測する。

「2020年の出演情報漏洩は、渡部の妻である佐々木希が所属するトップコートから流れたものと日テレは確信しているようですが、同社に所属する杏主演のドラマ『花咲舞が黙ってない3』が内定していることから飲み込むしかなかった。しかし、今回の台本流出については、実は早くからリーク犯の目星がついていたようです。というのも、松本に叱られたかで、番組を離れたスタッフが数名おり、彼らいずれかの腹いせだったのではと見ているんです。松本もそれがわかっているから、事を荒立てようとしなかったのでは。台本は本物のようですが、現場では演者は流れをつかむために一読する程度で、台本どおりのセリフになることはほぼありませんから、大した問題でもありませんしね」

 どうやら、日テレは「アウト」を免れたようだ。

与良天悟(芸能ライター)

1984年、千葉県出身のウェブメディア編集者。某カルチャー系メディアで音楽や演劇を中心にインタビューなどを担当するほか、フリーで地元千葉県の企業の記事なども請け負っている。

よらてんご

最終更新:2021/03/24 20:00
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