『俺の家の話』がいよいよ最終回、あの“クドカン御用達女優”の出演は…?
#宮藤官九郎 #森下愛子 #俺の家の話
宮藤官九郎脚本のTBS系ドラマ『俺の家の話』がついに今週、最終回を迎える。主演を務めるTOKIO・長瀬智也にとってジャニーズ所属最後の出演作となるだけに、どのような演出が用意されているのか注目が集まっているが、あの女優が華を添えるのではとも期待されているようだ。
西田敏行、戸田恵梨香、江口のりこといった実力派俳優から、ロバート・秋山竜次、長州力といった俳優が本業ではない面々もレギュラー陣に迎え、“クドカンワールド”が炸裂している本作。これまでTBSで放送されてきたクドカン×長瀬ドラマのオマージュや小ネタが散りばめられた、集大成的な内容になっていることでも話題だ。
この傾向は特に後半のゲストに顕著で、第6話で阿部サダヲが活躍したほか、第8話には佐藤隆太と矢沢心が登場。いずれも2000年に放送された長瀬とクドカンの初タッグ作品『池袋ウエストゲートパーク』(IWGP)に出演していた顔ぶれだ。
第4話では『IWGP』の舞台となった池袋西口公園で、『IWGP』の世界を想起させるようなセリフと共に同作のBGMが流れるという演出もあった。もっとも、本作で散りばめられているのは『IWGP』オマージュだけでなく、『タイガー&ドラゴン』『うぬぼれ刑事』などを思わせるセリフや演出も。第9話に塚本高史がゲスト出演し、『タイガー&ドラゴン』以来16年ぶりに長瀬と共演したことも話題になった。また長瀬出演作品ではないが、『マンハッタンラブストーリー』『木更津キャッツアイ』といったTBSクドカン作品をほうふつとさせる場面も指摘されている。
こうした集大成的な内容から、あの“クドカン御用達女優”が最終回に出演するのではとの期待も高まっている。
「森下愛子さんですね。『IWGP』を皮切りに、『マンハッタンラブストーリー』『タイガー&ドラゴン』『流星の絆』『うぬぼれ刑事』といったTBSドラマや、映画『真夜中の弥次さん喜多さん』など、宮藤さんの作品の大半に出演している常連です。
しかしこの10年ほどは女優業をかなり抑えており、17年に放送された宮藤さん脚本の『監獄のお姫さま』(TBS)以降は出演がありません。夫・吉田拓郎さんは肺がん、うつ病、慢性気管支炎、喉頭がんと闘病が続いており、それを森下さんが支えている事情もあるのでしょう。
同じく宮藤さんが脚本を手がけた19年のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』には出演していなかったので、『俺の家の話』出演の可能性も低そうですが……。『IWGP』では長瀬さんと母子役でしたし、“息子”の門出を祝うために登場してくれるのではないかと期待してしまいますね」(ドラマ・映画ライター)
長瀬自身、『俺の家の話』はクドカンとのタッグの集大成的な作品になっていると「テレビドガッチ」のインタビューで語っている。はたして森下は最終回に姿を見せるのだろうか。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事