椎名林檎が激怒した五輪開会式の舞台裏! アルバム曲の歌詞にCMクリエイター・佐々木宏への呪詛が!?
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「週刊文春」(3月25日号)のスクープ記事「『渡辺直美をブタに』五輪『開会式』責任者“女性蔑視”を告発する」が大きな波紋を呼んでいる。
記事では、五輪開会式の総合統括として君臨していた電通出身のCMクリエイター・佐々木宏が、渡辺直美をブタに見立てるトンデモプランを提案したことを皮切りに、舞台裏のドタバタが伝えられているが、中でも世間の注目を集めているのが、演出チームの一因だったMIKIKOが受けたあまりに酷い仕打ちだ。
演出振付家のMIKIKOはエンタメ業界では「第4のPerfume」とも呼ばれる人物で、Perfumeを一躍スターダムに押し上げた立役者でもある。あの星野源の「恋ダンス」を生み出したのも彼女だ。そんなMIKIKOが提案した演出案はIOCを唸らせるほどの出来だったが、佐々木がそのプランを白紙に戻そうとし、あまつさえ演出チームから排除したと報じられている。
「今回、佐々木は渡辺直美にブタ役をやらせようとした件で炎上し結局辞任を表明しましたが、本当にひどかったのはMIKIKOへの仕打ちでしょう。彼女が考えた案をパクろうとしたり、やりたい放題だった様子が記事には記されていますが、まあ、いかにも電通の“クリエイター”らしいなと思いますよ(苦笑)」(広告代理店関係者)
さらに公私共にMIKIKOとも親しく、同じ演出チームにいた椎名林檎も佐々木の振る舞いに激怒したと記事にはあるが、そんな中でにわかに注目を集めているのが椎名が2019年にリリースした曲だ。その歌詞の中に佐々木への皮肉が込められているのではないかと、憶測する声があるのだ。
「椎名の4年半ぶりのオリジナルアルバム『三毒史』に収録された『急がば回れ』という曲の歌詞が、“仕事のできないクリエイター”に対する痛烈な批判を描いたものなんです」(レコード会社関係者)
「急がば回れ」の歌詞にはこうある。
<自称・クリエイターの唐突なじぶん語り ああ気温差やばい業務内容ともう関係ないじゃんよ><やっぱ胡散臭い声ばっか大きいひとダサくて大嫌い><ちゃんとはたらけ プライド迷子><プロフェッショナルとは何? 仕事内容だけで能弁に述べよ>
「この曲はリリース当初リスナーの間でも『一体誰のことを歌っているんだろう?』と話題になっていたんです。それが今回の文春報道が出たことで、『あの歌詞は佐々木のことを揶揄していたんじゃないか』とネット上で話題になっている。とはいえ、この詞がいつ書かれたものなのかは明確に明かされていないので、絶対そうだとは言い切れません。ただ、内容が文春の記事にあまりにマッチしすぎているので、さすが椎名林檎だなと(笑)。たとえ偶然だとしても、この歌詞への共感が多いということは、佐々木のように権威にあぐらをかいた“クリエイターおじさん”がいかに多いかということの証左ですよね」(同)
椎名林檎は佐々木への怒りを歌詞にしたためたのか、それともただの偶然の一致か。真相は藪の中だが、果たして……。
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