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高橋真麻、医療機関は「もっと頑張って病床を増やすべき」 発言の乱暴さ

高橋真麻、医療機関は「もっと頑張って病床を増やすべき」 発言の真意は?の画像1
高橋真麻 グレープカンパニー 公式サイトより

 15日放送のフジテレビ『バイキングMORE』に高橋真麻が出演。医療機関に対して「もっと頑張って病床数を増やす努力をすべき」とコメントし批判が集まっている。

 この日の放送では、人出も感染者も増加傾向にあるなか21日まで延長された1都3県の緊急事態宣言の解除について特集した。

 田村憲久厚労相が9日の記者会見で、最悪の場合を想定して病床数2倍増を例示し、「都道府県や自治体と連携して自宅療養者の健康観察を地域の医師会や訪問看護のステーション等に委託するなどの体制が作れるように支援していきたい」と話したことが紹介されるとMCの坂上忍が「まだこんなこと言ってるのか」と対応の遅さを指摘した。

 高橋は病床数について「本当に政府が遅すぎると思っていて」と批判すると、さらに「かつ、医療業界ももちろん頑張ってくださってると思うんでけど」と前置きしつつも、「もっと頑張って政府と一緒に病床数を増やす努力をすべき」と医療機関へ物申した。

 高橋は「ほとんどの大きな病院はやっぱりコロナ病床作りたくないと。他の患者さんたちにも反対されるし、1床あたり千何百万貰っても人件費とか機械とかいちいちマスク毎回替えるとか服毎回替えてってやったらあっという間にお金が無くなっちゃう。なんの旨みもない。とい言うんですよ」と実際医者の友達に聞いた話を紹介すると「旨みとかじゃなくて、そうじゃなくて、みんなで病床数を増やしましょう助け合いましょう、っていう方向に政府も医療業界も同じ方向見なくちゃいけないと思っているので、そういう頑張り方が必要だと思います」と指摘した。

 さらに高橋は「野党も一応追及はするんですよ。田村さんに。だけど田村さんが“今やってます。でもなかなか場所とか人員が難しいんです”って言ったらそこで“あ、そうですか”って次の質問にもう行っちゃって、野党も協力的じゃない」と野党についても言及し、一丸となって病床数を増やすべきとした。

 この高橋の発言にネット上では「真麻はなんで病床数増やせって医療従事者叩いてんの?患者数減らすのが先じゃね?」「医療業界は頑張ってるぞー。お前は何を見て聞いてその発言ができるんや?」「言われなくても頑張ってると思うけど、医療機関はまだ頑張らなきゃいけないの?」「一部の友人の医者の話を全てだと思って発言しないでほしい」「友達から聞いた話で、旨みがないから対応しないとか全病院がそう思われる発言に疑問」と反発する声が多く上がっていた。

 友人から実際聞いた話とはいえ、第一線でコロナウイルスと戦っている医療従事者の批判と捉えられてしまいそうなうかつな発言、視聴者から強い反感を買ってしまうのは当然の事かもしれない。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2021/07/02 15:54
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