トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル > STARTO(旧ジャニーズ)  > 森田退所で露呈するジュリー社長の無能さ

長瀬智也と森田剛の退所で露呈したジュリー社長の求心力のなさ──SMAP公開処刑の代償か

長瀬智也と森田剛の退所で露呈したジュリー社長の求心力のなさ──SMAP公開処刑の代償かの画像1

 3月いっぱいでジャニーズ事務所を退所し裏方に回るというTOKIOの長瀬智也。現在は最後になる主演ドラマ『俺の家の話』(TBS)でプロレスラー役を演じ、その熱演ぶりに「役者を続けてほしい」と惜しむ声が多く寄せられている。

 さらに先日発表されたのがV6の解散と、森田剛の退所だ。森田はひとり事務所から離れ、独立して俳優を続けるという。90年代から00年代のジャニーズを支えたベテラン勢の相次ぐ退所報道に対し「ジャニー喜多川が亡くなったからだ」「滝沢秀明が副社長に就任したことで流れが変わった」と見る向きも多いが、ジャニーズ事務所に近しい関係者の見方は少々違うようだ。

「もちろん、ジャニー氏が亡くなったことで事務所全体が揺らいでいるというのは間違いないが、例えば今も生きていたとして、それでも長瀬や森田は退所を選んだんじゃないかと思う。とにかくタレントたちの事務所上層部への不信感は、2016年のSMAP解散騒動をきっかけに顕著になった」

「お家騒動」とも揶揄されたSMAPの解散騒動。当時、彼らのマネージャーだった飯島三智と副社長でジャニーの姉のメリー喜多川が衝突。しかも、きっかけは本当に些細なことだった。

「週刊文春」の記者が別件のスキャンダルを追ってジャニーズに質問状を送ったところ、メリーがインタビューに答えることになったのだが、なぜか話題は事務所の次期社長候補、さらには当時公然に使われていた“ジュリー派”“飯島派”といった「派閥」について及んだ。そこでメリーは「実在しない『派閥』があると思わせるようなことがあったとしたら、飯島を注意します。今日、辞めさせますよ」と断言。さらにその場に飯島を呼び出し、文春記者の目前で叱責したのだった。

「文春の報道には開いた口が塞がらなかった。こんなことでSMAPが終わるなんて、あまりにくだらなすぎる。しかし、些細なことで壊れてしまうほど、飯島氏とメリー氏そしてジュリー氏は緊張状態にあったということでもある。メリー氏は娘のジュリー氏を社長にするつもりだったけれど、ジャニー氏はどうも飯島氏に信頼を置いているようだった。メリー氏はそれが気に食わなかったんじゃないか。その結果、功労者である飯島氏を人前で叱責したりして、挙げ句の果てに自社の大事な商品であるSMAPを侮辱した。さらに、解散騒動が起きると今度はSMAPに生放送で謝罪をさせるといった暴挙にまで出た。正直、若いマネージャー陣やタレントたちはドン引きしていた。上のやり方があまりに乱暴すぎて、不信感を抱いたスタッフも多かった」(前出・ジャニーズに近しい関係者)

 メリーは旧態依然のマスコミコントロールでテレビと新聞の報道を最小限に抑えたが、あまりに不可解なSMAPの謝罪劇を見させられた世論は黙っていなかった。ウェブメディアでの報道やSNSでのジャニーズやメリー氏に対するバッシングは加熱した。

「メリーさんはここまで炎上すると思っていなかったようですね。完全に時代を読み違えていた。以来、メリーさんが表立って仕事をすることは徐々に減っていき、昨年には代表取締役会長を退任し名誉会長になることで、表舞台から完全に手を引いたと言われています。こうしてジュリーさんが新社長に就任したわけですが、業界内では前々からジュリーさんが社長になったらジャニーズは弱体化するだろうと言われていた。だってやっぱりSMAPを育てた飯島さんに比べると、明らかに能力が劣るじゃないですか。母親であるメリーさんの権威を借りていた部分も大きく、彼女自身にプロデューサーとしての才覚があるかというと、疑問視する向きも多い。まだ飯島さんがいれば助けになったかもしれないのに。ジャニーズ弱体化はメリーさんとジュリーさんが引き起こした顛末ですよ」(大手芸能事務所デスク)

 さらに、実際にジャニーズと仕事をする編集者はこう語る。

12
ページ上部へ戻る

配給映画