キムタク、CM出演の“ハードル”が年々低下… SMAP解散騒動の代償
#木村拓哉 #CM #ハードル
元SMAPで俳優の木村拓哉と女優の芦田愛菜が初共演した、リクルートジョブズの地域密着型求人メディア「タウンワーク」の新テレビCMシリーズ第1弾「リビング」篇が6日から放送されている。
CMに2人は本人役で登場。ある映画の撮影現場での休憩時間、和やかなムードだっのが木村のひところで一変。「タウンワーク」を「知っている」のに教えてくれない芦田の塩対応、そして「知らない」木村のらしからぬ困惑ぶりが見どころとなっている。
「CMではすっかりなじんでいるキムタクですが、SMAP時代だったら間違いなくオファーをした時点で“門前払い”されたはず。『タウンワーク』のユーザーにキムタクのファンはマッチしないはずで、それでも『タウンワーク』サイドのオファーを受けてしまったことに驚いた。もっとも、ここ数年は、どんどん受けるCMオファーの“ハードル”が低くなっていると言われている」(広告代理店関係者)
SMAP時代はグループとして出演するCMのみならず、若いころからソロでもCMに出演。そのクライアントはトヨタ自動車、NTT東日本、日清食品、ハウス食品など、名だたる大手企業が大半を占めていた。
「SMAP時代は当時のチーフマネジャーがとにかく“ブランド”“知名度優先”で、基本戦略は安売りしないことだった。そのため、多くの視聴者関心を寄せるであろう、大手企業を中心にCMオファーを受け、結果、若いころから顔と名前が売れた。『タウンワーク』がブランド力が低いとは言わないが、やはりナショナルクライアントからすれば、どうしても見劣りしてしまう。ただ、SMAP時代は構えているだけで、どんどん大手企業のCMオファーがあったのだが……」(芸能記者)
16年にSMAが解散後、一時期、木村は「解散の戦犯」と呼ばれるなど一気に好感度がダウン。一時期、CM契約が0本になった時期もあったほどだった。
「SMA解散後、ジャニーズと本人が戦略を大幅にチェンジ。本人にまったくそのイメージがなかった和服仲介大手の『日本和装ホールディングス』、資生堂などのナショクラから見れば数段劣るD2Cメンズコスメブランド『バルクオム』などのCMオファーまで受けるようになり、ギャラも全盛期に比べるとかなりディスカウントしているようです」(先の代理店関係者)
ほかのSMAPのメンバーたちも、解散後、それぞれのイメージを打破すべく、さまざまな分野で活動の幅を広げている。
木村もすっかりその流れに乗っているようだが、今後、まさかのあっと驚くCMに出演する可能性もありそうだ。
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