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日刊サイゾー トップ  > 武蔵小山は「本当に住みたい街」か?
不動産価格の高騰、ついに潮目がきた!不幸にならない再開発の街購入(武蔵小山編)

『本当に住みたい街大賞』受賞の武蔵小山、大規模な再開発で価格上昇は進むのか?

1.東京、武蔵小山はどのような都市か?

パルム商店街の中

 

 武蔵小山は1923年に現在の武蔵小山駅である目黒蒲田電鉄『小山駅』開業以降、区画整理が行われ住宅地として発展した街です。

 現在の武蔵小山駅東側や南側は当時整備されたままの街並みが立ち並んでいます。一方、武蔵商店街や一般的な銭湯の料金で入れる天然温泉『武蔵小山温泉 清水湯』などの名所もあり、街の賑わいは衰えていません。

 また、東京の主要駅へのアクセスが良く、大都会のイメージがあるにもかかわらず家賃や物価が相対的に安く設定されていることも高い支持を得ている一因だと思います。実際、近隣の街とホームズを使って、比較してみると、武蔵小山駅周辺は一人暮らし向け物件で、約120,000円になっています。それに対し、同駅から2駅先にある目黒駅はそのブランドからか、約145,000円が家賃相場です。隣接する駅でも約20,000円も差があるため、武蔵小山の方に人気が出るのもうなずけます。

参考:ホームズ
https://www.homes.co.jp/chintai/tokyo/musashikoyama_05069-st/price/
https://www.homes.co.jp/chintai/tokyo/meguro_00576-st/price/

●1-1.下町と高級住宅が融合した生活しやすい街

 武蔵小山には56年にオープンした、街の代名詞とも言える『パルム商店街(武蔵小山商店街)』があります。完成当時、約470mの長さを誇っていたため『東洋一のアーケード街』と国内から注目を集めていました。

 その後も商店街は延長され、現在は武蔵小山駅から中原街道まで全長約800mあり『東京で最も長いアーケード商店街』の異名を持っています。商店街の中には全250店舗あり、人気輸入雑貨店『カルディ』や人気パン屋『パンの田島』など、生活に必要な物が全て揃っている利便性の高いエリアです。

 一方で、武蔵小山駅周辺では現在進められているパルム商店街や隣接する戸越商店街の都市機能向上や、2019年12月に武蔵小山パルム駅前地区市街地再開発組合によるタワーマンションが完成したことにより、街の近代化が進んでいます。このため、将来的に下町と高級住宅が融合した魅力的な街になるはずです。

参考:しながわ観光協会
パルム商店街

●1-2.東京都内の主要駅にアクセスしやすい交通網

 武蔵小山駅は東京と神奈川を結ぶ『東急電鉄目黒線』が通っています。同線から約3分で行ける目黒駅を利用することで、渋谷駅まで約14分、品川駅まで約15分で行くことが可能です。

 また、目黒線は急行が出ているため、目黒駅まで停車することなく行くことができます。このように、乗り換えに対するストレスを軽減できることも人気の一因です。

●1-3.武蔵小山は比較的治安が良い地域?

 ネットで調べると武蔵小山は品川区の中でも治安が良い地域だと言われています。しかし、武蔵小山駅周辺を管轄する荏原警察署が発表した『過去5年間の刑法犯の推移』を確認すると、他のエリアより犯罪件数が若干多いことが分かりました。

 例えば、東五反田などを管轄する大崎警察署管内では、20年の犯罪件数が528件だったことに対し、荏原警察署管内では606件と78件多いです。

 ただし、それぞれの内訳を見ると、荏原警察署管内で発生した粗暴犯の件数は少なく、大半が自転車などの窃盗事件が占めていました。したがって、犯罪件数は多いですが、危険に巻き込まれるような犯罪は起きにくい地域だと言えます。

参考:
荏原警察署
大崎警察署

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