清原和博氏、タトゥー除去手術で見えてきた「球場復帰」への現実度
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元プロ野球選手の清原和博が右足に入れていたタトゥーを除去するために手術を受けていたことが報じられた。今後、何度か通院しさらに除去するという。
2016年2月に覚せい剤取締法違反の罪で逮捕、その後執行猶予付きの有罪判決を受けたが昨年6月に満了した。現在は公式YouTubeチャンネル「清スポ」を中心に活動を再開、「ホームランへの道」や世話になった東尾修、佐々木主浩ら球界OBらとの対談を展開している。タトゥーは裁判にも出廷した友人の佐々木氏との約束もあり除去手術に踏み切ったという。
プロ野球関係者は今回の取り組みについて「今のところ順調に進んでいるようでよかった」と安どの表情を浮かべる。
「清原氏について一番心配だったのは、とにかくワガママで思い通りにならないとキレてしまうところがあった。更生するならそうした性格から直さないといけなかったが、番組を見る限り文句を言いながらもダイエットにも励んでいる。彼から野球を取ってしまえば何も残らないのは本人が一番よく分かっているはずで、そこは努力しているなと思う」
YouTubeチャンネル出演という形で世間に発信したのはとんねるずの石橋貴明の番組に呼ばれたことがきっかけで、その後、テレビ演出家のマッコイ斉藤が清原氏の番組立ち上げに関与することになった。ただ、これまで、タトゥーについて触れることはなかったが……。
「どちらかといえばバラエティー色が強い番組なので触れにくかったかもしれませんが、今回の報道を機にちゃんと節目では自身が薬物におぼれて人生を台無しにしてしまったことについて、反省している姿を見せるべき。そして、薬物の恐ろしさを経験した者だからこそ伝えられることは必ずある。せっかくYouTubeチャンネルをやっているのなら、そこで訴えたほうが効果的ですよ」(スポーツメディア記者)
ちなみに現在の番組登録者数は33万人。プロ野球OBのYouTubeチャンネルが乱立する中で、これは際立った数字だ。では、次なるステップはどこになるのだろうか?
「仕事でNPBの球場に行ってテレビ、ラジオ、新聞評論の仕事をスポットでもいいのでやることですね。問題は取材パスが取得できるかどうか。ただ、これについては西武時代の先輩で清原を可愛がっていた渡辺久信氏がGMを務める埼玉西武ライオンズの取材に出向くのが最もスムーズだと思う。その次に現役選手との対談の流れになればいいのではないか」(同)
まだまだハードルはあるが腐らずに前に進んで行って欲しい。
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