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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 菅義偉長男違法接待疑惑で首相辞任も?

菅義偉長男、総務官僚への違法接待疑惑はNTT代表へ――残すは首相辞任のみか

福原離婚危機、セブンは不倫疑惑をスクープ撮

 次にセブン。2月下旬だというから、離婚を夫の江に伝え、『徹子の部屋』が放映された直後になるのだろう。愛と彼女より25センチも高い、大谷翔平似のイケメンと一緒に、横浜中華街でシュウマイやソフトクリームを仲良く食べているところを「スクープ撮」されたのである。

 この男性、都内の一流企業に勤めるエリート会社員だそうだ。愛が結婚する前からの仲で、彼女の仕事の悩みなどを聞いてくれた「彼女にとって特別な存在」(福原愛の知人)。

「一度ゆっくり横浜を歩いてみたい」という愛の希望を受け入れ、「彼女をエスコートするためにカーシェアリングで高級車を借り、(中略)夜景のきれいなホテルまで彼がしっかりと予約していたようですよ」(男性の知人)。

 その夜は2人してホテルに泊まり、翌日は愛の自宅に招き入れ、過ごしたという。

 セブンは、「本人は否定するが、Aさんと連泊したことは紛れもない事実。ふたりがたとえ友人関係だったとしても、異国で彼女を待つ夫や子供に対しての“裏切り”ではないだろうか」と愛の行動を難じ、台湾で離婚説が出ても、夫は「自分たちがわかっていればそれでいいと思います」と答えていると、やや夫側に同情的である。

 セブンを読む限り、愛が「離婚届」を書き、夫に離婚の意志を伝えたことは、記事を書いた時点では知らなかったようだ。もちろん、文春のいう通り離婚寸前だったとしても「不倫」であることは間違いないから、彼女の行為は責められても仕方ないが、見え方がやや違ってくるのではないか。

 この福原愛の記事を読みながらこう考えた。国際結婚って難しい。私の友人で、イギリス男性と日本人女性のカップルがいる。男性のほうはしばらく前に亡くなってしまったが、彼が生きている時、彼女が私にこういったことがあった。

「彼は日本語を覚えないから、私の英語で、どこまで心が通じ合っているのか、時々不安になるの」

 若いうちは言葉の問題など考えずに生活できても、年を取ってくると、微妙なニュアンスの違いがわからないと、通じ合えないことが増えてくるのかもしれない。私の家では「おい」「あれ」「それ」でみんな通じるが、そうはいかないのだろう。

 報道後に、福原愛が直筆の謝罪文を出した。

 親しい男性との2連泊については、宿泊したことは認めたが、「一緒の部屋に宿泊した事実はありません」と苦しいいい訳をしている。

 離婚については、「台湾にいる夫や子供、家族に対しても不安や心配を抱かせてしまった」と謝ってはいるが、「夫婦間で子供にとって何が一番なのか話し合っている」と書いていることから、離婚へ向けて話し合っていて、「養育権」はどちらがとるかという段階のようだ。

 ところで、福原愛の不倫など吹き飛んでしまう「This is 不倫」というケースが「フライデー」(講談社)に載っている。

 それも地元では知られたメディアの社長だというからぶっ飛ぶ。

 大石剛(51)は静岡新聞と静岡放送のトップだが、局の原田亜弥子アナ(40)との仲を隠さず、地元の夜の歓楽街をイチャイチャしながらそぞろ歩いている。

 どちらも結婚していて子供もいる堂々たる「W不倫」カップルである。フライデーが見ていると、真昼間から完全予約制の個室「米ぬか酵素風呂」へ2人して入り、1時間後に出てきた。

 別れ際に原田アナが「そしたら、後でね~」。20分後に合流して中華料理屋に入り、その後は「密会用マンション」へと入っていって、日付が変わっても出てくることはなかった。

 大石は電通の新聞局に6年在籍した後、社長に就任した。静岡新聞と放送は大石家がオーナーの会社だというが、新聞のほうは一地方紙とはいえない影響力を持っている。

 そんなメディアのトップが白昼堂々、自社の女子アナと不倫をしていていいのかと思うが、この御仁、彼女と一緒にいるところをフライデーに直撃されても動じない。

――お二人のご関係は?

「俺、田舎の人間だぞ! 田舎の人間追っかけて何が楽しいんだよ」

 原田アナと別宅のマンションへ一緒に帰って来たのは、彼女が仕事で悩んでいることがあるというので、話を聞くためだといい張る。

――「社長と社員」以上の関係と疑われるような行動では?

「セクハラって個人的な感情問題じゃない。俺は何書かれてもいいけど“特定の女”って書かれるのは、モテないみたいだから、好きじゃない!」

 そしてこう続ける。

「ごめんね、他の女性もいるんだけど。残念だな。他にも見てくれる?」「撮るんなら1カ月くらい見てくんない? 原田以外にいっぱい女がいるからね。俺、そこそこモテるのよ」

 それでも話足りないと、駅近くの居酒屋へ記者を誘って、ハイボールをあおりながら話し続けたという。

 こういう豪快な奴、個人的には嫌いではないが、たとえお飾りでも、メディアのトップにいてはいけない人間であること、いうまでもない。このまま大石を引き摺り下ろせないのなら、静岡新聞の名が廃る。

 さすがに大石は社長を辞めるようだが、静岡新聞が被った信用低下は、取り戻すには長い時間と、記者たちのより一層の努力が求められるはずだ。

 メディア史に残る無様な不倫騒動である。

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