『仮装大賞』降板発言の萩本欽一を日テレが全力慰留へ…香取慎吾への禅譲はやっぱりNG !?
#香取慎吾 #萩本欽一 #仮装大賞
お笑い界のレジェンド・萩本欽一が司会を務める日本テレビ系人気長寿番組『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』。去る2月6日に第98回目が放送されたが、そこで欽ちゃんが、「今回で私、番組終わり」と仰天発言したことが波紋を広げている。
「今回の発言について、欽ちゃんは番組終了後、『アドリブはアドリブだから』と意味深な答えを残しています。みんなをアッと驚かすためのアドリブなのか? それとも、“俺の後継者“と公言していた香取慎吾に司会を禅譲するのつもりなのか? さまざまな憶測が流れていますが、最終決定権を持つ日テレが“今後の放送は未定“と発表したことから、打ち切りも考えられます」(元番組制作スタッフ)
実は、欽ちゃんには、かつても“番組を降りる“と発言しながら、撤回した前科がある。
1979年の大晦日特番として、その前身番組が放送が開始された『全日本仮装大賞』。スタート時は好調だったものの、主に土曜日に放送されることが多く、フジテレビ系の『オレたちひょうきん族』やTBS系の『8時だョ!全員集合』などの裏番組に押され、徐々に視聴率が低下。当時、“視聴率100%男“と呼ばれた欽ちゃんのプライドが許さなかったのか、「すべての番組を降りる」と宣言したのだ。
しかし、当時の『仮装大賞』ディレクターが、「(ほかの)欽ちゃんの番組は、欽ちゃんが『辞める』と言えば終わりだけど、『仮装大賞』は素人が頑張る番組。欽ちゃんはその司会をしているんで、勝手に辞めるとは言えなんじゃないですか」と説得。その結果、『仮装大賞』だけは続けたという。
その後、2002年からは、当時ジャニーズ事務所に所属していたSMAPの香取慎吾が欽ちゃんのアシスタントを務めるようになり、さらに番組名も『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』に改名。香取が加わる前までは「辞めたい」というのが口癖だった欽ちゃんが、「香取くんが一緒だと楽しい」と継続した。
ところが、4年前、SMAPの解散に伴って香取がジャニーズ事務所を退所。香取の『仮装大賞』降板説が流れた。実際、ジャニーズ側は、他のジャニタレを用意したものの、欽ちゃんが「俺の後継者は香取くんだ」と主張したため、香取の続投が決まったという経緯がある。
その欽ちゃんが、「今回で私、番組終わり」と発言したため、“香取禅譲説”が流れた。
「ところが、日テレは『今後の放送は未定』と発表した。番組を続けるのか、存続させるかの最終権限を握るのはあくまで日テレです。局としては、香取に禅譲させることで、ジャニーズ事務所を刺激したくないというのが本音ですから、香取の冠番組になることは考えにくい。また、『仮装大賞』は放送100回記念まであと2回。スポンサーもついて、それなりの数字も取れる『仮装大賞』をなんとしても継続したい。となると、欽ちゃんを説得するしかなく、『今回で終わり』発言については、『アドリブゆえの前言撤回』と欽ちゃんが言ってくれることに期待するしかないですよ」(前出の元番組制作スタッフ)
5月で80歳を迎える欽ちゃん。記念すべき第100回を欽ちゃんの司会で迎えたいと期待する視聴者も少なくないと思われるが、欽ちゃんの決断はいかにーー。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事