『麒麟がくる』の予算が横滑りで豪華仕様に! 『青天を衝け』でNHKが恐れる“あの人”からの口撃
#吉沢亮 #青天を衝け
吉沢亮主演のNHK大河ドラマ『青天を衝け』第3回が2月28日に放送され、平均視聴率16.7%を記録。初回20.0%、第2回16.9%からは下落したものの、3週連続で『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)を抑えて、同時間帯首位をキープした。
テレビ誌ライターが言う。
「『青天~』は2013年の『八重の桜』以来の大台スタートとなりましたが、第2回で16%台まで下落。前作の『麒麟がくる』は初回19.1%で第2回は17.9%でしたから、落ち幅が際立っていた。大河では“鬼門”と呼ばれる近現代、ましてや『渋沢栄一』という世間の認知度が低い主人公とあって、このまま落ち続けるのではと懸念されましたが、『麒麟~』第3回の16.1%は上回り、NHK関係者はひとまず安堵したようです」
NHKが不安を抱いていたのには他にも理由があったという。テレビ関係者が耳打ちする。
「『青天~』では、5億円以上をかけて東京ドーム5個分の敷地を群馬県で貸し切ってロケをしています。これから描かれる戊辰戦争でも、同じくらいの規模のセットを作ることになっている。実は、これほど制作費が潤沢なのは、『麒麟~』の余った予算が注ぎ込まれているからなんです。たとえば、『麒麟~』の第37回では信長と武田、浅井、朝倉の壮絶な戦いが描かれるかに見えましたが、コロナの影響で合戦シーンのロケがなくなり、カネのかからないスタジオ撮影になっていました。しかし、逆に巨額の制作費を使っておいて数字を取れないドラマを作ったとなれば、『NHK受信料を支払わない方法を教える党』党首・立花孝志氏などから叩かれかねませんからね」
『青天~』はここまでは、少年時代の話。第3回でも商才の片鱗を見せ、いよいよ江戸に出てオープニングの物語が本格化していくところだ。このまま好調をキープし続けることができるだろうか。
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