“ストリートアート”の正体に迫る濃密な講義が開講・SIDE CORE松下徹が送る「日本とストリートアートの歴史」
最新、最前線のアートに関する講義を、集中講義で学べる渋谷・道玄坂の「ホワイトルーム」。
第1回「西洋美術全史」(神野真吾氏)、第2回「現代美術史」(山本浩貴氏)に続く、第3回はアーティストであるSIDE CORE松下徹氏による「日本とストリートアートの歴史」です。3月14日(日)開講です。
”ストリートアート”とは何だろうか?
ストリートアートというと「Banksy」だけが取りただされていますが、いったいストリートアートとは何でしょうか?
はたしてストリートアートはどのようにしてはじまり、どのような進化をたどってきたのでしょう。
ホワイトルームでは高須咲恵氏とともにSIDE COREとして、さまざまな土地や街、ストリートを横断し、独自のメッセージを投企する現代美術家の松下徹氏を迎え、「ストリートアートの歴史」について映像やサウンドを駆使して解説していただきます。
グラフィティ、ファッション、ヒップホップ、インターネットカルチャー、デモなど、さまざまな運動と混ざり合うストリートアートの歴史を丸一日をかけ探求します。
松下徹・「日本とストリートアートの歴史」
――ストリートアート について知ることは「もう一つの美術史」に光を当てることと同時に、東京の記憶を発掘することにも繋がります。帰り道の渋谷の街がいつもとは全く別の風景に映る、そんな講義にしたいと思っています。(本講義シラバスより)
本講義は、いままで誰もまとめてこなかったストリートアートのすべてが聞けるまたとないチャンス、お申し込みはこちらからどうぞ。
松下徹「日本とストリートアートの歴史」
日 程|3/14(日)
時 間|10:00~17:45(予定)
受講料|10,000円(税込)
会 場|WHITE ROOM(渋谷区道玄坂)
受 講|会場(定員30名)/オンライン
詳 細|https://cyzo.co.jp/whiteroom_matsushita_01/
※ 本講義は【1日集中講義】です。
※ 会場受講は定員に達し次第、募集を終了します。
ホワイトルーム講義予定・お申込みはこちらから
ホワイトルームは、基本月1回のペースでトップクラスの講師による最前線のアートに関する集中講義を続けていきます。
3月は、松下徹(SIDE COREディレクター)さんによる「ストリートアートとは何か」。3/14(日)。
https://cyzo.co.jp/whiteroom_matsushita_01/
※本講義は【1日集中講義】です。
4月は、加治屋健司さん(東京大学教授)による「日本現代美術概論」。4/17(土)、4/18(日)。
https://cyzo.co.jp/whiteroom_kajiya_01/
GW中は、卯城竜太さん(Chim↑Pom)による「Chim↑Pom and more」(仮題)。4/29(木)と4/30(金)。[募集ページ準備中です]
以降も、月1での連続集中講義を予定しています。
ホワイトルームとは
日本の教育では、そもそも「アート作品をどのように見ればいいのか」という基本的なことが確立されない。なぜなら日本の学校で使用されている「美術(アート)」の教科書は、日本と欧米では大きく違っているから。日本の「美術」の教科書は薄く、アートは自由に見ることが大事だと書いてある。一方、欧米の「アート」の教科書は分厚い。それは「アート」=「美術史」だから。現代美術の最前線の作品にはラスコー洞窟絵からはじまるギリシア・ローマ、キリスト教、ルネッサンス、印象派などなど膨大なヒストリーとコンテクストがあり、それをどれだけ感受できるのかが重要で、それこそが教養の基準とされている。それは日本の教科書では学べない。美術史を知らないから、いつまでたってもリテラシーが確立できない。
ホワイトルームでは、アートのリテラシーを底上げするために、最前線にいるトップクラスの研究者、最前線のアーティストによって、大学半期分の授業を2日の集中講義で行います。
※講義によって、【1日集中講義】の場合もございます。
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