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ペガサスもレディーガガも引き寄せちゃうROLAND ド派手な名言の裏に隠れた1流のホストテクニック

ペガサスもレディーガガも引き寄せちゃうROLAND ド派手な名言の裏に隠れた1流のホストテクニックの画像1
TBS『人生最高のレストラン』公式サイトより

 加藤浩次がMCを務める『人生最高のレストラン』(TBS系)27日の放送回では、現代ホスト界の帝王と呼び名の高いROLANDが3つの味を紹介。

 1軒目は恵比寿のジョエル・ロブションで、マッシュポテト。

「さすがですね~。世界で最も多くミシュランの星をもち、フレンチの帝王と呼ばれる、大道の高級店を選びましたね。お城のような外観で、味はもちろん、一流のサービスとプレゼンテーションが味わえます。女の子があそこに誘われたら、感動しますよ」(グルメライター)

 ROLANDはあっけらかんと、女の子に恥をかかせないため、初めは一人で調査のために訪れたと話した。

 またスタジオトークで、ホストになった経緯を話した際、こんなエピソードも。

 サッカー漬けの高校生活を卒業後、歌舞伎町で髪を染めているナウイ女の子を初めて見て「ペガサス。名前はしっているけど、みたことのない伝説の中の生き物」だと感じたという。

 変にカッコつけず、自分のウィークポイントもサラリを話すそのギャップに、スタジオも虜になっていた。

 2件目に紹介したのは、新宿の5つ星ホテル パークハイアット東京。

 まだ若い頃、一流を体験しようと自分のお客様に連れていかれ、そこでエンターテインメントを目の当たりにしたという。

 なんと、そのホテルに宿泊中だったレディーガガも同じ場所で食事をしていたようで、急にお店に置いてあったピアノを使い、ガガ様即興生ライブが始まったそうだ。もちろん居合わせた客はクギ付け大盛り上がりで、ROLANDもその中のひとりだった。

「あ、スターってかっけえな。こうやって人を幸せにできる存在になりたいな」と、刺激を受けた日の思い出を語った。

 最後は庶民的な西新宿小町食堂の豚汁と大久保パンコントマテのナポリタン。

 キラキラした世界で生きるホストであっても、やはり自分の“居場所”があるようだった。

 一流とはいいがたいかもしれないが、本人にとっては、忘れられない味と店。家賃6万円の家に住んでいたお金がないころから通っていて、「明日は良い日になるかな」と思いながら食べていたという。

「世の中には2種類の男しかいない。俺か、俺以外か」「女性は水とパンとROLANDがあれば生きていける」などの名言が先走っているが、やはり努力と勉強の日々が成した賜物なのだろう。

「女の子を楽しませたい」とブレずに歩んできたROLANDの軌跡がみえた。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2021/03/03 19:00
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