「一蘭」初のカップ麺はなんと490円! 店のラーメンにも劣らない高級カップ麺の世界
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なんという濃厚な豚骨魚介!
「中華蕎麦うゑず監修 濃厚豚骨魚介中華そば」278円(税込)
最後に紹介するのは、ファミリーマート限定発売の「中華蕎麦うゑず監修 濃厚豚骨魚介中華そば」278円(税込)。サンヨー食品製で、山梨・甲府近郊の人気のラーメン店「中華蕎麦 うゑず」監修による高額カップ麺です。
「中華蕎麦 うゑず」は、豚骨魚介の名店にしてセブンのカップ麺でもおなじみ「中華蕎麦 とみ田」出身。師弟がセブンとファミマに分かれてしのぎを削る構図は興味深いですね。
豚骨をベースに魚粉をたっぷり加えた醤油味のスープで、豚骨も醤油も魚介も濃くてどろどろ。お店の豚骨魚介を濃厚スープで再現しています。目に見える形で魚介粉が入っているわけではないので派手さはないですが、この濃厚感は師匠の「とみ田」カップ麺をも上回っていました。
スープにはゆずパウダーが入っていて、思い切った柑橘の香りと酸味がアクセントになっています。魚介系のスープはゆずが効いていることが多いですが、ここまで強いものはカップ麺ではあまりなく、思い切った爽やかさも併せ持つスープでした。
麺は中細ストレートのノンフライ麺で、透明感があってつるみもある多加水麺食感ですが、歯切れの良さは低加水麺的。褐色が強く、お店と同様に全粒粉が練り込まれているようです。
高額商品ですが、具はペラペラのチャーシューとナルト、メンマで、200円以下の商品にも入っていそうなレベル。高額設定ですが、スープと麺でコストが力尽きてしまったようです。ただ、このスープの濃厚さだけでも高いお金を払う価値がありました。
カップ麺ではなくお店のラーメンの代わりと考えると安い?
名店再現系の高額カップ麺3品を紹介してきました。高額ではあるものの、いずれもカップ麺離れしたおいしさがありました。カップ麺としては高額で手を出し難くても、ラーメン店で食べる代わりと考えれば安いと言えるかもしれません。
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