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イモトアヤコがワタナベエンターテインメント幹部候補に? 上層部に気に入られる事情

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イモトアヤコ

 大手芸能事務所ワタナベエンターテインメント(以下、ナベプロ)の未来の幹部候補として、イモトアヤコの名前があがっていると、2月25日発売の『女性セブン』(小学館)が報じている。イモトは、渡辺プロダクションの名誉会長である渡辺美佐氏の寵愛を受けており、関係者の間で後継者なのではないかと囁かれているというのだ。

「イモトさんがナベプロの中でそれなりの存在感を発揮しているのは間違いないですね。とにかく事務所内で推されているし、まさに“上層部のお気に入り”という感じですよ」(芸能事務所関係者)

 イモトが事務所に気に入られる背景には、ナベプロの芸人育成方針も関係しているという。

「多くのお笑い事務所は、基本的にネタや芸風の方向性は芸人本人に任せています。でも、ナベプロの場合、上層部の意向が強く反映されることがしばしばある。マネージャーなんかがプロデューサー的な存在となり、作家を使ってネタを作り、それを若手芸人にやらせる、という形です。あるいは、ネタの部分ではなく、“リアクション芸で売る”とか“知的イメージで売る”みたいな形で芸風を固めていくケースもあります。

 イモトさんは、後者のパターンになるでしょうね。事務所上層部の意向に沿った結果大ブレイクを果たしたので、言ってみればイモトさんはナベプロ上層部の成功例。だからこそ、お気に入りになっているんです」(同)

『女性セブン』の報道では、イモトの対抗馬として、ハライチの岩井勇気が後継者候補にあがっているとされている。

「岩井さんが後継者候補だというのはちょっと眉唾ものだと思います。でも、岩井さんがナベプロ内で一目置かれているのは事実。ナベプロは『ワタナベコメディスクール』という芸人養成所を運営していますが、その卒業生の中でもっとも芸人として業界内で評価されているのが岩井さんですから」(お笑い事務所関係者)

 ワタナベコメディスクールの卒業生には、ハライチの2人、イモトアヤコ、ハナコ、四千頭身らがいる。

「ワタナベコメディスクールの出身者で、ちゃんとMCクラスにまで上り詰めた芸人はまだいません。MCクラスを次々と輩出する吉本のNSCには大きく差をつけられている状態です。そんななかで、MCクラスに行けそうなのがハライチなんです。しかも、岩井さんのほうは“センス”の部分で評価されることも多い。だからこそ、しっかり岩井さんをトップにまで押し上げて、吉本に一矢報いたいという狙いがあるのかもしれません」(同)

 イモトや岩井が、大手芸能事務所のドンとなる未来はくるのだろうか。

浜松貴憲(ライター)

1980年生まれ、東京都出身。大学卒業後、出版社に入社。その後、いくつかの出版社を渡り歩いた末に、現在はフリーライターとして、テレビ番組、お笑い、YouTubeなど、エンターテインメント全般について執筆している。

はままつたかのり

最終更新:2021/02/27 09:00
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