『ボンビーガール』が大迷走! ヤラセ疑惑と恋愛番組転向で聞こえる“打ち切り”の足音
#日本テレビ #打ち切り #幸せ!ボンビーガール
大胆な路線変更に視聴者が戸惑っている。
「お金がなくても幸せに暮らそう」というキャッチフレーズのもと、慎ましく生活しながら夢に向かって奮闘する女性を紹介してきた『幸せ!ボンビーガール』(日本テレビ系)で、恋愛リアリティ企画がスタート。すっかり別の番組になってしまったのだ。
『ボンビーガール』は2011年に深夜帯でスタートし、2013年にゴールデンのレギュラー番組に昇格。上京して物件探しをする女性や、自分の店をオープンする女性に密着したり、有名人の貧乏エピソードを紹介したり、激安リフォームに挑戦したりと、色々なコーナーがあれど、一貫したキーワードは「お金」だったが、23日の放送でスタートしたのは、「6人の男女が1週間、SNSのトークルームでやりとりしたら恋が生まれるか?」という企画だった。
「バラエティ番組の内容が、当初の企画からどんどん離れていくことは珍しくありません。『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)は、今や法律相談などしませんし、『世界の果てまでイッテQ!』(同)も、当初は出演者がクイズの答えを探してロケする番組でした。成功例の最たるものは『ASAYAN』(テレビ東京系)でしょう。当初はファッション情報番組でしたが(当時は『浅草橋ヤング洋品店』)、その後、お笑い番組へと変貌を遂げ、さらにオーディション番組に変身。モーニング娘。、鈴木亜美、CHEMISTRYなどが同番組出身です」(テレビ情報誌記者)
視聴率が上がらない企画をいつまでもやっていれば、打ち切りは必至。常にテコ入れは必要だが、問題は『ボンビーガール』が、わざわざ恋愛リアリティを選んだことだ。
「『あいのり』(フジテレビ)や『テラスハウス』(同)など、恋愛リアリティショーは高視聴率が期待できる鉄板企画ですが、大問題となったのが『テラハ』に出演していた女子プロレスラーの木村花さんが自殺した事件です。この件では、出演者が演出に従うよう誓約書を書かされていたことがわかっており、恋愛模様を“見世物”にする手法の是非が改めて問われました。ですから、『ボンビーガール』が今になって恋愛リアリティをやると聞いて、正直『よくやるな』と」(キー局関係者)
番組に登場した男女は10代~20代。当然、木村さんの事件は知っているはずで、それを承知で出演を決めたのだろうが、『ボンビーガール』周辺にはキナ臭い話しが渦巻いているのは事実だ。
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