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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 長瀬『俺の家の話』本当に最後?

長瀬智也『俺の家の話』熱演っぷりに引退を惜しむ声殺到…本当に“最後のドラマ”となってしまうのか

『俺の家の話』公式サイト
『俺の家の話』公式サイトより

 TOKIO長瀬智也主演の連続ドラマ『俺の家の話』(TBS系)が好評を博している。宮藤官九郎が脚本を手がける『俺の家の話』は、能楽師の寿三郎(西田敏行)を父に持つ観山家の物語を描いたホームコメディ。“介護”という社会問題にもなっているテーマを主軸に、長瀬演じる長男・寿一らの人間模様や、寿三郎の暴露によって観山家の子どもたちが振り回される様子が描かれている。

 主演の長瀬にとって『俺の家の話』は、約3年半ぶりの出演ドラマであり、同時に最後の作品でもある。長瀬は、今年4月にジャニーズ事務所を退所することを発表しており、退所後は他事務所に所属せずに裏方として活動するつもりだという。金曜ドラマは全10話で放送される傾向にあり、最終話が3月26日放送と考えると、彼は『俺の家の話』で俳優人生の花道を飾ることとなりそうだ。

 ジャニーズの中でも演技力に定評がある長瀬。しばらくドラマには出ていなかったものの、『俺の家の話』の熱演っぷりを見る限り、衰えている様子がないどころかむしろパワーアップしているような印象だ。長瀬が演じる寿一には、表情やセリフの一つひとつに重みがあり、不器用だけど愛情深い寿一の人柄が存分に伝わってくる。また真剣な顔をしたと思いきや、怪士(あやかし)という能面を真似た顔芸を披露したりと、表情豊かな演技が視聴者を楽しませている。

 回を追うごとに役者としての魅力が発揮される長瀬に、視聴者からは「やっぱり長瀬くんの演技は刺さる。どうにかお芝居続けてほしい」「まだまだたくさん長瀬さんのドラマを見て元気もらったり笑ったり泣いたりしたい」「こんな空気出せる役者勿体ないよお 5年に1回ぐらいはクドカンドラマに出てよお」と、俳優引退を惜しむ声が殺到している。

 俳優・長瀬智也を見られるのは、本当にこれが最後になってしまうのだろうか。40代を迎え、定年がない役者としては「まだまだこれから」という時に裏方へと回ってしまうのは、あまりにももったいない気がしてしまう。しかし意志の強い長瀬のことだ、今回の気合の入りようから見ても『俺の家の話』で有終の美を飾るつもりでいるだろう。彼の最後の作品だと思って、『俺の家の話』を最後まで噛みしめたい。

■番組情報
金曜ドラマ『俺の家の話』
TBS系/毎週金曜日22時~
出演:長瀬智也、戸田恵梨香、永山絢斗、江口のりこ、桐谷健太、西田敏行、井之脇海、道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)、羽村 仁成(ジャニーズJr.)ほか
脚本:宮藤官九郎
演出:金子文紀、山室大輔、福田亮介
チーフプロデューサー:磯山晶
プロデューサー:勝野逸未、佐藤敦司
音楽:河野伸
製作:TBSスパークル、TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/oreie_tbs/

早乙女りこ(ライター)

東京生まれ神奈川育ちのフリーライター。映画・ドラマはジャンル問わず幅広く鑑賞しており、物語の展開を予想したり、役者の演技を複数作品で見比べたりすることが趣味。

さおとめりこ

最終更新:2021/02/26 19:30
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