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日刊サイゾー トップ  > 下北沢、再開発でさらに進化
不動産価格の高騰、ついに潮目がきた!不幸にならない再開発の街購入(下北沢編)

世界で最もクールな街に選ばれた下北沢、再開発事業でさらに自分らしさを見つけられる街へ?

4.下北沢の地盤や災害の影響は?

 不動産を購入するうえで重視すべきポイントである災害時の影響について解説します。下北沢がある世田谷区では、水害と地震の被害が大きな懸念事項です。

 まず水害ですが、多摩川や複数の内水が隣接しており、台風や地震などの災害が発生した際に氾濫や洪水による被害が懸念されています。

 とはいえ、世田谷区が発表した「世田谷区洪水・内水氾濫ハザードマップ」を確認すると、多摩川が氾濫した場合は下北沢駅周辺が被害を受けることはありません。

 また、内水が氾濫した場合も、大半の地域は被害を受けないと予測されています。ただし、一部の地域では1階の軒下が浸水する2メートルの被害を受けると予想されているため、不動産を購入する場合は防災マップを確認するようにしてください。

 次に、地震の懸念です。地震情報サイト「JIS」が発表した「東京都世田谷区北沢・地域別危険度」を見ると、下北沢の大半の地域が「災害時の活動困難度」が高い数値を計測しています。

 つまり、実際に災害が起こった際に救出が困難になる可能性が高いと予測されているのです。そのため、購入する不動産の周辺地域に、救出の妨げになり得るものが無いのかを事前に確認しておくことが重要です。

参考:地震情報サイト JIS

●4-1.下北沢のハザードマップや対策

 世田谷区では、多摩川や内水氾濫による災害時に備えて川別にハザードマップを作成しています。

引用:世田谷区
引用:世田谷区

 

 下北沢がある世田谷区は多摩川や多くの内水が隣接しているため、台風や大地震が発生した際に川の氾濫による水害を懸念されています。

 しかし、世田谷区が発表したハザードマップによると、下北沢駅周辺は大半の地域が川の氾濫による被害を受けないと予測されています。

 ただし、一部の地域では1階の軒下が浸水することを想定されているため、ハザードマップを確認して「浸水による被害を受けないと想定されているエリア」を購入する方が無難です。

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