宮迫、オリラジ、キングコング西野… 相次ぐ芸人の離脱に吉本が余裕なわけ
#吉本興業 #宮迫博之 #大﨑洋
オリエンタルラジオやキングコング西野亮廣など人気芸人が相次ぎフリーとなり激震が走った吉本興業。しかし、それ以上に芸能界を驚かせたのは、吉本のドン大﨑洋会長が「フライデーの直撃に答えたことだという。
「フライデーでは宮迫博之やオリラジ、西野について大﨑会長が赤裸々に語っていたことには、吉本二所属する芸人たちの間でも衝撃が走ったそうです。というのも、内容は言葉を選んでいますが辞めていく芸人に対して厳しい意見と、あくまでも企業のトップとしてマネージャーなどの社員を守るというものだったからです」(週刊誌記者談)
これまで吉本興業は売れている芸人が一番優遇をされて、それを支える社員やマネージャーという構図ができあがっていたからだ。
「大﨑会長は、ここ最近では社員ファーストで会社を運営しています。売れている芸人とはいえ、幹部の許可なしにマネージャーなどのスタッフをテレビでいじることもNGですし、私用でこき使うようなことも出来なくなった。吉本は新型コロナの影響で地方営業や劇場の仕事が減り打撃を受けている。上層部としては、この危機で優秀な人材を失いたくないと考え、これまでのようにマネージャーに激務を追わせるような仕事の仕方を改めようとしているようです」(民放関係者談)
そうした考えのもとで、復帰の目が絶望的なのが宮迫と西野だという。
「西野に関しては、吉本のマネージャーを個人攻撃する投稿などをSNSでしたことに激怒しているようです。現在、社員の間で大﨑氏の前で西野の名前を出すのはNGとなっている。また、宮迫に関しては吉本の上層部の預かり知らないところで島田紳助や明石家さんまを動かしたことに、大﨑氏は怒り心頭。ユーチューブの動画で松本人志をいじるような発言をしたことも許せないと話しているようです」(民放関係者談)
芸人を震え上がらせた今回の大﨑氏の赤裸々なインタビューだが、吉本の社員たちは士気を上げているという。
「苦境に立たされ、吉本が一丸とならなければいけない中でオリラジや西野などが自分勝手に退所したことを腹立たしく思っていた社員は多かった。よくぞ言ってくれたと吉本の社員の間で話題になっています。また、大﨑氏のインタビューを読んで退所を思いとどまる芸人も多いようです。テレビなどに圧力をかけないと語っているのですが、どこまで本当か、と戦々恐々としているようです」(民放関係者談)
そんな中で大﨑氏がすんなりとオリラジや西野の退所を許し、宮迫の復帰を否定したのには裏があるという。
「吉本としては、現在最も力を入れているのは第7世代。特に EXIT に関しては一時期のダウンタウン以上に売出しに力を入れています。兼近に関しては自伝本の出版やアパレルとコラボした服の販売など、コロナ禍でも金になる仕掛けを次々と行っていくようです。CMの出演も多数決っていて、不満分子に付き合っている暇はないというのが本音のようです」(民放関係者談)
兎にも角にも、会長のインタビューで最も衝撃を受けているのは、芸能界復帰が絶望的になった宮迫博之で間違いないだろう。
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