誤字?伏線?クドカン脚本『俺の家の話』第1話と第5話で発生した“食い違い”に波紋
#長瀬智也 #宮藤官九郎 #俺の家の話 #金曜ドラマ
宮藤官九郎が手がけるドラマ『俺の家の話』(TBS系)の人気がじわじわと上がり始めている。2月19日に放送された第5話は平均視聴率9.7%(関東地区・ビデオリサーチ調べ/以下同)を記録。初回が11.5%と好発進を切ってから、第2話9.7%、第3話8.9%、第4話8.2%と下降気味だったが、ここで息を吹き返したようだ。
第5話では、観山家の主・寿三郎(西田敏行)が「死ぬまでにやりたいことリスト」に書いていた家族旅行を実現させるべく、寿一(長瀬智也)をはじめとする家族たちが奮闘する様子が描かれた。寿三郎の婚約者兼担当ヘルパーのさくら(戸田恵梨香)も、家族旅行に着いていくつもりで旅のしおりを作っていたのだが、直前になって寿三郎に「さくらちゃんは来ないでほしい」と言われてしまう。なんでも寿三郎は、旅行先の福島に住む元婚約者に会いたいのだという。それを快く受け入れたさくらは、家族旅行には不参加となった。
「あ……あたし今日誕生日だった。行きたかったなぁ」
観山家を乗せた車を見送ったさくらは、切ない表情で呟いた。実はさくら、この家族旅行をとても楽しみにしていた。それは「想いを寄せる寿一と旅行できるから」という理由もあるかもしれないが、家族の愛を受けずに育ったさくらにとって「家族旅行が憧れだった」という理由が大きいだろう。そんなさくらの憂いが視聴者の心を掴んだシーンであったが、実はここで、ある“食い違い”が発生していたのだ。
それは、第1話でさくらの正体を暴こうとした踊介(永山絢斗)が、さくらのことをインターネットで調べていたときのこと。「やすらぎ ヘルパー さくら」というキーワードで検索して上位にヒットした情報に「【生年月日】1989年6月18日」と記されていたのだ。しかし、第5話でさくらが「あたし今日誕生日だった」と呟いたのは服装から見て冬だ。どう見ても6月ではない。
これは、誤字や確認ミスなのだろうか。それとも何かの伏線なのだろうか。さくらの誕生日を6月だと認識していた視聴者の間では、どよめきが起こっている。単にさくらが誕生日を偽っていた可能性もあるが、クドカン脚本にはつい「何かあるのでは」と期待してしまう。そんな淡い期待を抱きながら、今後の進展を見守りたい。
■番組情報
金曜ドラマ『俺の家の話』
TBS系/毎週金曜日22時~
出演:長瀬智也、戸田恵梨香、永山絢斗、江口のりこ、桐谷健太、西田敏行、井之脇海、道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)、羽村 仁成(ジャニーズJr.)ほか
脚本:宮藤官九郎
演出:金子文紀、山室大輔、福田亮介
チーフプロデューサー:磯山晶
プロデューサー:勝野逸未、佐藤敦司
音楽:河野伸
製作:TBSスパークル、TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/oreie_tbs/
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