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空気階段、単独ライブの配信チケットが2500万円の爆売れ! 賞レースにも期待がかかる

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空気階段公式プロフィール

 お笑いコンビ・空気階段が2月12~14日に東京・草月ホールにて第4回単独ライブ『anna』を開催。最終公演は生配信が行われ、その配信チケットの売上枚数が1万780枚だったことが公式ツイッターで明かされた。

 本来であれば、昨年開催されるはずだったこの単独ライブだが、新型コロナウイルスの感染拡大により延期となり、ようやく1年越しでの開催となった。

「チケットは即完売という状況で、かなり人気の高い公演でしたね。行きたくても行けなかったファンも多く、その結果1枚2500円の配信チケットが飛ぶように売れたんです。1万枚ということは、2500万円の売り上げ。普通に単独ライブをやっていたら、こんなにお金が動くこともないですからね」(お笑い事務所関係者)

 近頃、吉本興業主催ライブで配信チケットが“爆売れ”するケースが相次いでいる。今年の1月1日に配信された『マヂカルラブリーの寄席』は配信チケットが1万7000枚以上売れ、2月12日になんばグランド花月で行われた見取り図とニューヨークのツーマンライブ『ピアス』も1万枚の配信チケットが売れたという。

「それぞれ配信だけで1000万円以上の売り上げを出しています。大して元手もかからずにこれだけのお金が入ってくるということで、吉本的にもおいしいビジネスになってきている。コロナが収束後も、吉本は間違いなくライブの配信は続けていくでしょう」(同)

 そして、何より空気階段の人気が高まっているからこそ、ここまで配信チケットが売れたのは言うまでもない。

「バラエティ番組では、鈴木もぐらの“クズっぷり”にスポットが当たることが多いですが、空気階段はとにかくネタのクオリティーが高い。馬鹿馬鹿しさもありながら、緻密に計算されたコントという意味では、同世代の芸人の中で頭一つ抜きん出ています。昨年のキングオブコントでは3位になりましたが、今年は優勝候補筆頭とも言われています。

 今回の単独ライブにしても、芸人の間で噂になるくらいに完成度が高く、だからこそ口コミで広まって配信チケットが売れたという形。空気階段がコントの世界でトップに立つのは間違いないでしょう」(構成作家)

 今年のお笑い賞レースでは、空気階段の活躍に注目だ。

浜松貴憲(ライター)

1980年生まれ、東京都出身。大学卒業後、出版社に入社。その後、いくつかの出版社を渡り歩いた末に、現在はフリーライターとして、テレビ番組、お笑い、YouTubeなど、エンターテインメント全般について執筆している。

はままつたかのり

最終更新:2021/02/25 11:00
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