『深イイ話』の“生理特集”に「やっと時代が進んだ」「ありがたい」と称賛の嵐
#人生が変わる1分間の深イイ話
2月22日の『人生が変わる深イイ話』(日本テレビ系)は、女医に密着した新企画「たすけて先生」が放送され、“生理の新常識”を特集。「21時台に生理のこと突っ込んで放送してて良かった」「この時間帯に生理の話題。やっと時代が進んできた気がしてとても嬉しい」「お勉強チックな扱いでなくバラエティでこの時間にこの話題、というのはすごい。」とネット上で大きな反響を集めている。
この日は、1日に80人を診察する生理のスペシャリスト・八田真理子医師に密着。八田先生自身、子宮内膜症や子宮筋腫をもっており生理痛のつらい悩みを抱えてきたという。密着している間には、「生理が何週間も止まらない人」「月に何回もくる人」「PMS(月経前症候群)でうつ症状に苦しむ人」など、同じ生理でも別の悩みを抱える人が多数登場。
イラストを使って生理の仕組みを分かりやすく説明し、女性芸能人も生理の悩みを赤裸々に語るなど“教育番組”とは違った観点から生理について解説した。
このVTRを見た博多華丸・大吉の大吉は「女性ってホルモンの関係で、月のうち1週間しか普通のときがないんですって。あとは全部乱れてるって。これを男性陣が知っとくだけで、だいぶ違うと思う」と、スタジオの男性陣に語り掛けると、MCの今田耕司は「そうやな……」と頷いた。
ここで、ゲストでタレントの足立梨花が「何かしてほしいわけじゃないんですよ。めちゃくちゃ声をかけてほしいとかそういうわけじゃない。温かい飲み物とか置いてくれるとありがたい」とコメントすると、大吉は「温かい飲み物が欲しい人もいれば、余計なもの持ってくるなって人もいるんです」と補足し、羽鳥慎一アナウンサーは「あっそうなの!?」と驚愕。
そして女性が求めることは「100人いたら100人違う」と力説する大吉。フリーアナウンサーの鷲見玲奈が「どうしてほしい?って聞いてくれれば」と言えば、元体操選手の田中理恵は「少しでも分かってくれるってだけで本当にうれしい」と言うなど、スタジオでも男性にどうしてほしいかの意見は分かれていた。が、ここで羽鳥は「知っておいて、放っておくのが一番いいんですね」とコメント。「寝たいんだな~と思って放っておく……」と解決策を見つけたかのようなコメントをしていたが、すかさず大吉が「羽鳥さん、それが嬉しい人“も”いるという話です。それが正解じゃないんです」「放っておいて欲しい人もいれば、構ってほしい人もいるんです」と優しく訂正。
「この大吉のコメントがネット上で絶賛の嵐。『深イイ話で生理の特集してるけど、大吉先生、女性は体調とか“精神的に乱れてなくて普通の状態なのが1週間しかない”とか、接し方について“100人いたら100人違うから正解がない”ことをちゃんと理解しててほんと推せる』『大吉先生、あさイチでだいぶ生理のことを学ばれて女性に理解がおありの様子。有難い』『大吉先生すてき』との声が続出した。『こんなに辛いんだ、大変なんだっていうんじゃなくて、いい意味で性別関係なく当たり前になっていったらいいな』『博多大吉さんも、女性にどう配慮したら良いかは人によって違うから決めつけちゃダメって、大事なこと言ってくれた』『大吉先生も言ってるけど女性が普通の体調なのは1週間。ホントそれ!! PMS、生理前痛、生理痛、生理後痛、排卵痛。ほぼ体調不良です!』と番組にも称賛の声が寄せられていました」(芸能ライター)
人それぞれ症状が違う生理の悩み。しかも、毎回同じ悩みというわけではなく、ストレスや環境の変化、年齢によって症状が変わっていくため「コレ!」といった正解が見つけられないのも悩みの種となっている。男女ともに正しい知識が広がっていくことを願っている人はかなり多く、バラエティ番組での特集は好感触だったようだ。
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