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「コンドームとか自分で買いま~す!」下ネタ連発だけど、子供と見たいSHELLY の“性教育”授業

「コンドームとか自分で買いま~す!」下ネタ連発だけど、子供と見たいSHELLY の性教育授業の画像1
写真/GettyImagesより

 今年から「SHELLYのお風呂場」と題したチャンネルをYouTube上で開設し、性教育をテーマにした動画をアップしているタレントのSHELLY。

 2月11日からは友人である男性タレント・ハリー杉山とコラボし「コンドームの基本を学ぶsagami original編」シリーズが始まった。

 相模ゴムの社員から直々レクチャーを受けながら、コンドームを次から次へと開封したり、卓上のディルドに模したモノで装着実践したり、体験談を交えながら動画は進む。

 赤面している暇はない。

 「シリーズ第1弾目の再生視聴回数は現在で102万回を超えています。テレビで放映となると扱いにくいし、家庭で視聴がしづらい。友達にも聞きにくい内容とあって、YouTubeだからこそ成せる好企画ですね。コメント欄には『勉強になる』『学校で流してほしい』など肯定意見が多いです」(ユーチューバーウォッチャー)

 2019年に厚生労働省が報告した内容によると、2017年4月1日から2018年3月31日までの間で、心中以外の虐待死事例で死亡した子どもの年齢は、0歳が28人(53.8%)ともっとも多く、うち月齢0か月が14人(50.0%)だという(出典:厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000190801_00001.html)。

 さまざまな理由や背景があるとしても、望まぬ妊娠や出産がこうした事件に発展することは少なくない。

 「日本では性教育やSEXにまつわる話がタブーのような風潮がありますから、アメリカ的教育を姉たちから受けてきたSHELLYさんは、日本でもそこがオープンな文化になるよう願っているんです。根底には、知っていれば防げること、知らずに傷つく人が減ってほしいというのがあるんですよ。姉御肌の彼女にはピッタリな役だと思います」(スタイリスト)

 確かにお昼のワイドショーから夜のバラエティ番組まで、明るくサバサバしたSHELLYのキャラクターは今も重宝されている。

 下ネタを話しても陰湿になりにくく、実直に向き合うその姿は、親しみやすい唯一無二のグレートティーチャーだ。

「SHELLYさんは、一昨年に離婚してから、その芯の強さに拍車がかかっている印象ですね。髪の毛も明るい奇抜な色を好んだり、『自由で幸せ』なんてことをよく言っていると聞きます。でも根は繊細で真面目な方なので、シングルマザーとして生きる道と本音で伝えたい部分を模索した結果なのではないでしょうか」(同上)

 一皮剥けたSHELLYの今後に、ますます期待したい!

黒崎さとし(編集者・ライター)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。普段は某エンタメ企業に勤務してます。

Twitter:@kurosakisatoshi

くろさきさとし

最終更新:2021/02/22 20:00
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