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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > Eテレが“宗教2聖”のタブーに挑戦

Eテレがタブーに挑戦!「親が熱心な信者」で選択の余地がない“宗教2世”の闇

民放局にケンカを売るEテレの気概

 そういった声を届けるのはマスコミの使命。Eテレは視聴率戦争とはまるで無縁の局だが、ただ番組を垂れ流しているわけではない。

「Eテレの『ハートネットTV』や『バリバラ』といった番組では、知的障害、精神疾患、LGBT、発達障害、性暴力、薬物依存、ひきこもり、部落差別など、他局ではなかなか取り上げられないテーマを積極的に取り上げており、タブーに挑む番組作りは関係者から高く評価されています。時々“ケンカを売る”のも見どころのひとつで、『バリバラ』では『24時間テレビ』(日本テレビ)の裏で、頑張る障害者を感動の道具にする“感動ポルノ”を取り上げたこともありました」(キー局関係者)

 こういった地道な取組が、受信料徴収率アップに繋がるのかもしれない。

藤井利男(ライター)

1973年生まれ、東京都出身。大学卒業後に週刊誌編集、ネットニュース編集に携わった後、独立。フリーランスのジャーナリストとして、殺人、未解決事件、死刑囚、刑務所、少年院、自殺、貧困、差別、依存症といったテーマに取り組み続けてきた。趣味はダークツーリズム。

ふじいとしお

最終更新:2021/02/19 11:00
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