池脇千鶴主演で大反響の『その女、ジルバ』が影響? 東海テレビ、次クールも“おばさんドラマ”! ブーム到来か
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ちょっと前に「かわおじ」(=かわいいおじさん)がブームになったが、今度は“おばさん”ブームがやってくるかもしれない──。
池脇千鶴が熟女バーのホステスを演じるドラマ『その女、ジルバ』(フジテレビ・東海テレビ系、毎週土曜日23時40分)が話題となっている。
「池脇さんのあまりにリアルな熟女姿が、同世代の視聴者に刺さっているようです。同僚役として登場する江口のりこさんも、最近はいろいろな作品に出演して大人気だし、まさに40歳前後の女優に脚光が浴びるようになっています」(テレビ雑誌ライター)
『その女、ジルバ』の枠では、4月から大地真央主演の『最高のオバハン 中島ハルコ』という作品が始まる。2作続けて“おばさん”が主人公なのだ。
「“おばさん”という言葉はちょっと侮蔑的な雰囲気になってしまうので、あまり使われませんが、実際に“おばさん”がブームになりつつあるのは事実。魅力的な大人の女性が登場するドラマは、圧倒的に支持されやすい傾向にありますからね」(同)
昨年放送された『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)、『おじさんはカワイイものがお好き。』(読売テレビ系)や、人気シリーズ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)などの影響で、“かわおじ”が流行ったのは記憶に新しい。
「テレビ視聴者の平均年齢が高まっているなかで、若いタレントよりも大人のタレントのほうが好まれやすい傾向にある。だからこそ“かわおじ”ブームもやってきた。“おばさん”あるいは“熟女”がこれからドラマ界でハネそうなのも、当然の流れでしょう」(同)
これからのドラマで描かれる熟女において、“かわいげ”がキーワードになりそうだという。
「若い主人公の作品だと、どうしても大人の女性は“敵”や“嫌な上司”のような形で描かれることが多い。もしくは“憧れの完璧な女性”というパターンもありますね。でも、同世代の視聴者にしてみれば、『その女、ジルバ』の池脇ように、よりリアルな姿のほうが感情移入しやすい。“かわおじ”にしても、より人間らしくて、どこか抜けているような“かわいげ”が支持されたわけで、おばさんについても同じです。哀愁があったり、ちょっとおっちょこちょいだったり、そういうどこにでもいそうな女性の姿がドラマで頻繁に描かれるようになるのではないでしょうか」(ドラマ制作関係者)
空前のおばさんブームがもう目の前にきている。
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