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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 清原和博はなぜ醜態を晒すのか?
放送作家が人気動画を分析「YouTubeには手を出すな」10

清原和博はなぜYouTubeで醜態を晒すのか!? アスリートの常識を捨てた真の狙い

相方・マッコイ斉藤の存在

 反社会的勢力との闇営業問題で吉本興業をクビになった宮迫は、テレビに出ることができなくなった。YouTubeを開始すると、当初は非難を浴びた。しかし、今も『アメトーーク!』(テレビ朝日系)に戻りたいと公言し、テレビの世界への復帰を望み続けて動画を投稿し続けている。そのリベンジストーリーがウケて宮迫は人気YouTuberとなった。清原も同様のレールに乗っている。

 そして、興味深いのは、『清ちゃんスポーツ』で清原の“相方”を務める男の存在だ。ディレクターのマッコイ斉藤氏。『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)をはじめ、数々の人気バラエティ番組を手がけてきたテレビ界の大物演出家だ。実は、石橋貴明のYouTubeでも同様に出演と演出の両方を手がけている。彼の腕を信頼しているからこそ、清原は情けない姿を「預ける」ことができた、というわけだ。

 動画を見る限り、清原がホームランを打てるようになるまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。今後、どんな展開を見せるのか? そして、次なる新企画はどんなものが飛び出すのか? 野球好きの方はぜひ注目してみてほしい。

谷田彰吾(放送作家)

クロスボーダークリエイター・放送作家 / TVクリエイターギルド 株式会社VVQ代表 ドキュメンタリー番組『プロ野球戦⼒外通告』『バース・デイ』、有吉弘⾏、乃⽊坂46、池上彰などのバラエティ番組を構成。YouTubeでは『上原浩治の雑談魂』などを担当。放送作家だけでなく広告プランナーとしても活動。業界の垣根を超えたクロスボーダークリエイティブがモットー

YouTubeには手を出すな

Twitter:@VVQ_SHOWGO

【VVQ】

たにだしょうご

最終更新:2021/02/23 12:58
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