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TWICE、グループ活動は「残り数年」? 日本人メンバーは帰国してソロ活動を活発化か

 人気K-POPガールズグループ・TWICEの日本人メンバーSANAがコブクロの楽曲「卒業」のMVに出演し、話題を呼んでいる。この曲は昨年の3月にリリースした31枚目のシングルだが、このたび「新MUSIC VIDEO」を新たに撮り下ろしたという。コブクロとSANAは共に大阪生まれということで、今回のキャスティングが実現したようだ。

「SANA(TWICE)が日本のアーティストのミュージックビデオ作品に参加するのは初めてです。そもそも日本でメンバーがソロで活動するのもこれが初。TWICEは日本の音楽業界でも人気で、フィーチャリングをしたいというアーティストもいたようですが、なかなか実現しなかった。今回、SANAがこういう形で日本のアーティストと共演するのは画期的だし、驚きました。今後も日本でのソロ活動が増えていくのかなと期待してしまいますね」(レコード会社関係者)

 2015年にデビューしたTWICEも、今年で活動が6年目に突入する。昨年リリースしたアルバムが韓国でスマッシュヒットを飛ばし人気は衰えていないようだが、韓国には「魔の7年のジンクス」というものが存在するという。韓国芸能事情に詳しいライターはこう語る。

「K-POPアイドルの場合、事務所とアイドルの契約が最長7年までと決まっています。なので、デビュー7年目がちょうど契約を見直すタイミングになっているんです。そのため、7年目にメンバーが脱退したり、事務所との契約が切れて独立するもメンバー同士の足並みが揃わずグループ活動が困難になるといった事例も結構ある。TWICEは2022年が7年目に当たります。このところメンバーが体調不良で活動を休むことも増えましたし、そろそろメンバーがソロで活動を初めて“グループ卒業後”のことを考える時期に入ってきているのは間違いない」

 K-POPアイドルのグループ卒業後の進路といえば、ソロ歌手として進むか俳優に転向するかバラエティで活躍するタレントになるなどのケースがあるが、日本人メンバーのいるTWICEには、別の期待がかけられている。

「TWICEの場合、サナ・モモ・ミナが日本人メンバーですが、彼女たち3人を新たなユニットとして日本デビューさせたいという声が音楽業界内でもあがっているそうなんです。NiziUが日本でヒットしたので“日本産K-POP”ともいえるジャンルに需要があることがわかった。3人にユニットを組ませて改めてNiziUのように、K-POP的なアプローチで日本デビューさせたらヒットは間違いない。業界内にファンも多いですし、とにかく美人が揃っていますから、ドラマやCMのオファーもくるでしょうね」(前出・レコード会社関係者)

 果たしてTWICEはグループとして7年のジンクスを乗り越えるのか、それともソロ活動を活発化させるのか。その動向に注目したい。

最終更新:2021/02/12 12:00
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