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菅義偉、長男による官僚違法接待の背景に“天領”総務省利権の旨味

小室圭さん眞子さま結婚問題、秋篠宮の煮えきらなさ

 新潮に、00年に大きな話題になった「新潟少女監禁事件」の犯人・佐藤宣行が、14年の懲役を終えて15年に出でてきたが、1年前に、千葉県内のアパートで死んでいたというルポを掲載している。

「あの人は今」である。こういう記事は、昔はどの週刊誌にも載っていた。記者や編集者は、こうした記事をやることで取材力を磨き、編集力をつけていったのである。だから今の記者は、編集者は、とはいうまい。

 誘拐・監禁された小学校4年生の少女が解放された時は19歳になっていた。新潮によると、佐藤は出所してからも仕事には就かず、生活保護をもらって部屋にこもり、仕事仲間も近所付き合いもなかったという。

 だが、アパートの大家は知っていた。こうした“性犯罪”者は再犯率が高いといわれる。出所しても社会に適応できず、うつうつとしているうちに、再び同じようなことを繰り返してしまう。佐藤は、部屋でテレビを見ながら、何を考えていたのだろう。母親も死に、監禁していた家は放置されたままだという。

 ところで、秋篠宮という人、失礼ないい方にはなるが、決断力のない父親だと思わざるを得ない(昔、こういうことをいったら「不敬罪」だっただろうな)。

 新潮は、秋篠宮は20年11月の誕生日会見で、娘・眞子さんの「結婚を認める」といったが、実は「結婚容認」ではなかったと、私には訳のわからない特集を組んでいる。

 要は、秋篠宮は小室圭という固有名詞を出さず、最近でも「あちらの方」「あちらの家」というよそよそしい表現を用いて、不信感の塊になっているというのである。

 だが、眞子さんが諦めないので、「仕方なく二人の行く末を考えざるを得ない」(秋篠宮家の事情を知る関係者)とし、「現状では到底、正式な儀式へは進めない。それでも一緒になりたいのなら“世間一般の結婚”をして出ていくしかない」(同)という結論を出したというのである。

 よくわからない話だ。勘ぐれば、秋篠宮は自分がいえないので、週刊誌を使って自分の「本音」を書かせているのではないか。父と娘なのだから、思うことがあれば娘に直接いえばいい。それがいえないほど、秋篠宮家は決定的に断絶しているのだろうか。そのほうが心配だ。

 2月5日のスポニチはすごかった! 一面で森喜朗組織委会長のアホ顔をドアップ。二面、三面で「世界は納得するか 女性は納得するか」と大書し、藤山健二編集委員が「男女差別に厳しい欧米の女子選手たちが、東京大会への参加を拒否する最悪の事態にすらなりかねない」と書いている。

“サメの脳みそ”と揶揄される森の本領発揮。コロナ禍で危ぶまれていた東京五輪の開催の可能性を完全に潰えさせた。それが森の遺す唯一最大のレガシーになるだろう。

 ロシアのプーチン政権は、トイレブラシで崩壊するそうだ。「フライデー」(講談社)によれば、ロシアでは反体制運動が過去最大の盛り上がりを見せていて、1月23日と31日のデモでは、少なくとも85都市で9000人以上が拘束されたという。

 運動の盛り上がりは、プーチン大統領が1400億円をかけて建造中の「豪華すぎる宮殿」の存在がきっかけになっているようだ。広大な敷地には劇場やスケートリンク、カジノスペースまであるという。

 だが一番国民の怒りを買ったのは、宮殿のトイレブラシが1本9万円もすることだったというのが面白い。ロシアの平均給与は約8万円といわれるそうだ。おれたちはトイレブラシ以下かと、怒りに拍車をかけたそうだ。この心理よくわかる。

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