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櫻井翔、キャスターやりたい発言に日テレが困惑 プロの報道現場に踏み込む覚悟はあるのか?

櫻井翔、キャスターやりたい発言に日テレが困惑 プロの報道現場に踏み込む覚悟はあるのか?の画像1
写真/GettyImagesより

 ソロ活動を開始した嵐のメンバーたち。その中で、櫻井翔はこれまでの嵐としての活動とは違う分野での活躍を夢見ているようだ。

「現在、櫻井は自身が受け持つバラエティ番組と、『news zero』(日本テレビ系)で活躍をしている。『1億3000万人のSHOWチャンネル』(日本テレビ系)では、初の単独MCを努め、初回の放送は視聴率が13%と順調な滑り出しでした。ただ、櫻井のMCはいまいちな出来で、進行を務める羽鳥慎一とも相性が悪いそうです。制作スタッフは早くもサブMCに回しがうまい芸人をレギュラーで入れようと考えているようです」(民放関係者談)

 嵐の中では唯一の高学歴メンバーで頭の回転が早く、どんな仕事もそつなくこなしてきた櫻井が壁にぶつかっているようだ。

「現在放送中の『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系)でも、一緒にMCを務める有吉弘行に上手くいじられることで番組を盛り上げています。櫻井は、バラエティ番組では掛け合いが出来る相手がいないと、途端に空回りをしてしまう傾向にある。そんな自分の力量に気づいていて、バラエティ番組でMCをすることに不安を覚えているようです。今後はバラエティのレギュラー番組を増やさないようにジャニーズ事務所に伝えているようです」(民放関係者談)

 そんな櫻井が仕事の軸としていきたいのが、キャスター業だという。

「これまでは、嵐の活動があったことで『news zero』は週に一度のレギュラー出演が限界でした。しかも、多忙を極めていたので取材が疎かになっていたと、本人は反省をしているようです。これからはしっかりと取材活動も行いたいと考えていて、積極的に勉強もしているようです」(日テレ関係者談)

 やる気十分の櫻井は、出演回数を増やすことも提案しているという。

「自身で興味のあるテーマをまとめて、スタッフに提出しているようです。国際問題や環境問題など多岐にわたり、特に嵐時代に多く関わった震災やハンディキャップがある人達への関心が強いようです。今後は、曜日レギュラーという形でなく、題材があれば頻繁に出演をしたいと申し出ているようです」(日テレ関係者談)

 そんな櫻井のやる気とは裏腹に、実際に共に仕事を行う報道関係者は困惑をしているという。

「バラエティ番組などと違い、報道の取材は拘束時間が長い。アナウンサーや文化人と仕事をする場合と違い、櫻井のようなタレントを使う際は一緒に回るディレクターやカメラマンに負担がかかります。特に、コロナ禍の中でタレントと取材現場に行くとなると余計な神経を使わなければいけなくなる。正直、話題性はありますがジャニーズのタレントを頻繁に報道の取材に連れ回すことは、コストも掛かると現場から反対の声も聞こえてきています」(日テレ関係者談)

 また、櫻井自身にも疑問を呈する意見もあるという。

「櫻井の真面目で一生懸命な姿勢に、現場のスタッフからは好感を持たれているのですが、いかんせんエンタメの最前線で活躍してきたタレント。言葉の重みや、実際に取材をして自分の言葉に置き換える技術はありません。話題性だけで櫻井を多く使うと、番組自体の質が問われるとの意見も出始めているんです」(日テレ関係者談)

 櫻井キャスターが取材先を飛び回って活躍する日は、まだまだ先になりそうだ。

小林真一(フリーライター)

テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

こばやししんいち

最終更新:2021/02/07 19:00
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