中国市場を狙うアイドル事務所は必読! 世界進出を目指す芸能人たちが炎上しないための7つ鉄則
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こんにちは、はちこです。
前回の記事では、中国で開催中のグローバル男性アイドルグループオーディション「創造営2021」で起こった炎上事件について解説しました。このオーディションには現在17名の日本人メンバーが参加しています。競争を勝ち抜けば、中国でデビューし、韓国や日本でもブレイクする可能性があるため、日本をはじめ各国のアイドルファンがその動向を追っているのです。
しかし、番組が始まる前に日本人参加者が番組を降板するはめになりました。なぜかというと、過去に靖国神社を参拝する様子をSNSに投稿していたからです(なぜこれが問題視されたかについての詳細は前回の記事を参照してください)。
この参加者の方の初詣の様子は、2020年1月にインスタグラムのストーリーに投稿されたものでした。24時間後には自動的に削除されるものなのに、掘り起こされたのはさすがにかわいそうですよね。
ただ、昔の投稿が掘り起こされて問題になるのは“SNSあるある”ではあります。「創造営2021」のように、国境を越えたコンテンツは今後どんどん増えるでしょう。海外でチャンスをつかもうとしたのに、ローカルコンプライアンスに気づかぬうちに引っかかってしまうのは本当にもったいない。とはいえ、SNSの使用は控えるべきなのかというと、それはそれで別のビジネスチャンスを逃すだけでしょう。
結局のところ、海外でのチャンスを狙う方はある程度、それぞれのローカルルールに気をつけておく必要があるということでしょう。そこでこの記事では中国のルールについてご紹介します。(※特別な説明をしない限り、本稿での「中国」は中国大陸側を指す)
①「国难日(国難の記念日)」は投稿しない
【解説】公にはなっていないのですが、満州事変の日(9月18日)、盧溝橋事件の日(7月7日)および南京事件の日(12月13日)は「国难日」として中国では広く認識されています。この日は国辱を忘れないよう、全国各地で空襲警報を鳴らすなど記念活動が行われています。そのため、SNS上も原則エンターテインメント性の高い報道や発表などは自粛しています。それ以外にも、四川大地震の日(5月12日)もできるだけそういった投稿は控えましょう。
②靖国神社
【解説】靖国神社に絡むと事情が結構ややこしくなります。個人の事情があってどうしても行く必要があった場合でも、公表・投稿しないか、政治的意図のある参拝ではないことを事前にしっかり説明しておきましょう。
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