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薬丸裕英、問題発言の森喜朗に「黙ってて」逆ギレ謝罪会見にも「何の為にやったんですかね」痛烈批判

薬丸裕英、問題発言の森喜朗に「黙ってて」逆ギレ謝罪会見にも「何の為にやったんですかね」痛烈批判の画像1
写真/GettyImagesより

 4日放送のフジテレビ『バイキングMORE』では、東京五輪組織委員会の森喜朗会長の女性軽視とも取れる問題発言を特集。タレントの薬丸裕英が「黙ってて」と批判した。

 森会長は3日、日本オリンピック委員会の臨時評議員会で、「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかります」と発言し、国内外から批判を受けていた。

 また、2日に行われた東京大会実施本部合同役員幹部会では、聖火ランナーについて「人気のあるタレントはあまり人が集まらないところを走ったらいいじゃないか。田んぼで走ったらいい」と発言したことも合わせて報じらた。

 東京大会実施本部合同役員幹部会で森会長は「世論がどういうふうにオリンピックを見ているかということ」と、五輪開催の問題点について語っていることを紹介。するとMCの坂上忍は「世論をそこまで気にされてるんでしたら!」と薬丸に話を振った。

 薬丸は「“黙ってて”て思いますよね」と坂上の言葉に続け、さらに「“ちょっとお休みください”って。やっぱり誰も言えないと思うんですよね。森さんには。だから奥様に一言言っていただいて、しばらく休んでていただきたいなと思います」と苦言を呈した。

 同番組では14時から行われた森会長の緊急謝罪会見の様子を生中継。森会長は「オリンピック・パラリンピックの精神に反する不適切な表現であったと認識致しております。深く反省しております。発言しましたことに関しては撤回したい。不愉快な思いをされた皆様にはおわびを申し上げたい」と謝罪したが、質疑応答に移り進退を問われると「辞任する考えはありません」と断言。

 さらに「私は一生懸命、献身的にお手伝いして7年間やってきたわけですよね。自分からどうしようっていう気持ちはありません。みなさんが邪魔だって言われれば、おっしゃる通り老害が粗大ごみになったのかもしれませんから掃いてもらえばいいんじゃないですか」と言い放ち終始人を小馬鹿にした様子に見えた。

 この会見に薬丸は「何の為にやったんですかね」と苦笑い。「“深く反省をしております”って紙を読みながらおっしゃってましたけど、反省はしてらっしゃらないと感じてしまいました。これが世界各国に配信されるかと思ったら日本人として恥ずかしいなと思います」と厳しく非難した。

 坂上は「謝罪ってペーパー読んで構わないと思うんです。ただ、ああいった会見って一番大事な質疑応答になったときに、その人の人間性だったり本音っていうのが透けて見えてくるのでそこだと思うんですけどね」と指摘。フットボールアワー岩尾望に話を振ると岩尾は「ペーパーから目話した瞬間から、人間出すぎてますよね」と、森会長の態度を的確に表現してスタジオを笑わせた。

 最後に坂上は「これ以上誤解を生んでもいけないとおっしゃってましたけど、僕は誤解ではないと思います」と森会長の失言は、本音であろうと推察してまとめた。

 菅義偉首相の施政方針演説を同番組内で生中継した際は、「マスクを取った方がよかった」「国会もリモートでやればいいのに」とスタジオは大盛り上がりだったのだが、今回の酷すぎる謝罪会見の中継には、茶化す言葉も出ず、神妙な空気が漂う放送になった。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2021/02/04 19:28
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