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駅伝選手が魂の叫び「カニ返して」! テレビ画面ごしに送った謎のメッセージの結末

駅伝選手が魂の叫び「カニ返して」! テレビ画面ごしに送った謎のメッセージの結末の画像1
スーパーベルクス公式ブログより

 何かの冗談かと思ったら、本当に切実な訴えだったとは……。

 元日に行われるニューイヤー駅伝で今年、奇妙なパフォーマンスが話題を呼んだ。ニューイヤー駅伝は正式名称を「全日本実業団対抗駅伝競走大会」といい、実業団チームが群馬県を舞台に7区間、約100kmを走るレース。スタート地点の群馬県庁前では、出場する全チームの紹介が行われるが、3年ぶりの出場となったサンベルクスの選手は、一風変わった格好で登場した。

「サンベルクスの第1走者の選手は、青いロングのダウンジャケットを着て登場しましたが、前面にデカデカと『カニ返して』という文字が書かれていました。ネットでは『“カニ返して”って何?』と大きく話題になり、一時はトレンドワードの1位になりました」(ネットニュース編集者)

 サンベルクスは、スーパーマーケットの「ベルクス」を首都圏で展開する企業。「カニ返して」は何かの宣伝なのか、はたまた冗談なのか気になるところだったが、ほどなく真意は判明する。

 サンベルクスの社員ブログに、店舗で100万円以上のカニの盗難があったことが記されていたのだ。ニューイヤー駅伝は、視聴率が毎年2ケタを記録する人気番組。多くの人が目にする場を使った“魂の叫び”だったが、執念の追跡は実を結ぶ。2月1日に犯人が捕まったのだ。

「逮捕されたのは、ベトナム料理店を経営するベトナム人の男で、容疑は冷凍エビなどを盗んだというもの。ベルクスでは、昨年9月頃からのカニやエビなどの万引き被害が100万円近くに上っており、これらも男の犯行と見られています」(週刊誌事件記者)

 被害が100万円単位に及べば、それは“万引き”ではなく、もはや“窃盗団”だ。実際、ベルクスの防犯カメラには、レジを通さずに店を出る男や見張り役の男が映っていたという。日本でマジメに生活しているベトナム人は迷惑極まりないだろうが、在日ベトナム人の犯罪の酷さは目に余るものがある。

「昨年、北関東で頻発した家畜の盗難被害は、早くから外国人グループの関与が疑われていましたが、摘発されたのはベトナム人グループでした。先月も梨を大量に盗んだベトナム人グループが逮捕されています。ベトナム人の摘発件数は激増しており、2017年には中国人を抜いてトップに。以降3年連続で1位です。ベトナム人の在留外国人に占める割合は約14%ですが、検挙件数の約3分の1はベトナム人。彼らの特徴は、SNSを使って盗難品をさばくことで、家畜の盗難被害も、そこから足がつきました」(フリーのジャーナリスト)

 わざわざ我が国にやって来て犯罪を繰り返す輩には腸が煮え返るが、犯人が捕まっても「めでたしめでたし」とはいかない。

「泥棒が捕まれば、法律的には返還や弁済の義務はありますが、仮にカニやエビが戻ってきても、もう売り物にはなりませんし、窃盗を繰り返していたような輩が弁償などするはずもない。刑務所を出たら強制送還され、被害者は泣き寝入りの公算が大です。ベルクスは『88円セール』などが売りの激安スーパーで、陸上部の外国人選手を使った折り込みのチラシが面白いと、バラエティ番組で話題になったこともあります。薄利多売の庶民派スーパーで、100万円単位の盗難被害は本当に痛いはず。晴れの舞台で『カニ返して』と訴えたくなる気持ちもわかります」(前出・週刊誌事件記者)

 今度、万引きを見つけたら、陸上部の選手に追いかけてもらうしかない。

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にっかんさいぞー

最終更新:2021/02/05 07:00
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