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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 『家つい』突然始まったM-1アナザーストーリー

『家、ついて行ってイイですか?』で突然始まったM-1アナザーストーリー。錦鯉・渡辺隆がくすぐる母性本能

‘「親父が焼く魚はメチャメチャ美味い」を売りにする隆’

 22年下積みを続けてきた隆は、良くも悪くもガツガツしていない。せっかくロケが我が家で行われているのに、ずっとマイペース。ベッドに寝転がり、ろくに話を広げようとしないのだ。だから出来事は何も起きないし、まったりした空気が流れるだけ。しまいには、そのまま隆はネットサーフィンを始めてしまった。顔は息子とそっくりなのに性格は正反対の渡邉さんは、スタッフをもてなそうと「さんま焼きます?」と提案した。

 そういえば、1月28日放送『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送)に錦鯉が出演。このとき独身の隆は大竹から結婚について尋ねられ、自分と交際するメリットとして以下を挙げた。

「実家に住んでるんですよ、僕。親父と2人で住んでまして。魚屋だったんで、親父は魚を焼くのがメチャメチャ上手いんです。だから、うちで親父の焼いた魚を食べられるっていう」

 どこまでマイペースなのか……。叩き漫才の割に、恋も芸事もまったりである。

スタッフ 「今後の目標を教えてください」
隆    「ここまで来たら、親父とずっと住もうかなと思ってますけどね」
渡邉さん 「いいんだか、悪いんだか(笑)。ハハハハハ。こういう会話をできることは金じゃ代えられないからね」
隆    「まぁまぁ、親父が死ぬまで仲良く暮らせればいいなとは思ってるんですけどね。(父に)支えてもらって感謝しかないです」

 銭湯で声を掛けたら漫才師の父親だった……という偶然から奇しくも始まった「M-1アナザーストーリー」錦鯉・渡辺隆編。本家のアナザーストーリーは長谷川がメインだったため、今回は嬉しいミラクルだった。錦鯉の挑戦はこれからも続いていく。

スタッフ 「来年(2021年)なんですけど、やっぱり優勝を?」
隆    「面白い奴いっぱいいるんで、どうなるかわかんないですけど……」
渡邉さん 「いや、(決勝進出)2回目行ってくれよ!」
隆    「まあ、挑戦はしてみたいと思います」
渡邉さん 「ハハハハハ!」

 せっかくテレビカメラがあるのに全く頑張らない隆。彼を見ると、謎に母性本能がくすぐられる。“芸人に好かれる芸人”の代表格とも言える錦鯉だが、これまで以上に母性をくすぐってきて、一体どうするつもりなのか。

寺西ジャジューカ(芸能・テレビウォッチャー)

1978年生まれ。得意分野は、芸能、音楽、格闘技、(昔の)プロレス系。『証言UWF』(宝島社)に執筆。

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最終更新:2021/02/03 21:00
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