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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 菅首相の意に沿わない人間は斬る!

菅首相の意に沿わない人間は斬る! かくして官僚は首相官邸だけのポチとなる

夜遊びで追求される国会議員続々…

 新潮とは別だが、公明党の遠山清彦元財務副大臣も1月22日に銀座のクラブで夜遊びしていたことが発覚して、謝罪に追い込まれた。

 だが、それでも批判は収まらず、ついに議員辞職する羽目になってしまったようである。

 松本も謝罪したが、嘘をついていたのがバレてしまった。

 「松本氏は問題が発覚した後の1月26日、記者団に、3軒の飲食店を訪れたことについて『要望・陳情を承るという立場で、1人で行った』などと説明したが、田野瀬太道・文部科学副大臣と大塚高司・国会対策副委員長らも同席していたことが発覚した」(朝日新聞DIGITAL 2月1日 16時35分)

 3人は離党届を出したそうだが、そんなことで済ませてはいけない。議員辞職が当然である。

 五輪開催がほぼ不可能になって焦っている菅首相は、コロナ特措法と感染症法の改正案を成立させようとしているが、その中身は「政治の怠慢や判断の甘さを棚に上げ、国民に責任を転嫁し、ムチで従わせようとしている」(朝日新聞1月16日社説)ものである。

 28日、感染症法の改正案について自民党は、政府案に盛り込んでいた刑事罰の規定をすべて削除する方針を固めたようだが、まだ安心はできない。

特措法に盛り込むべきは、コロナ感染が収まらない中で会食した国会議員の名前を公表し議員歳費を召し上げる、それでもいうことを聞かない者は議員辞職を求めるようなものではないのか。

 国民にこれ以上の自粛を求めるのなら、国会議員自らが率先して範を垂れるべきであるこというまでもない。そうでなくては、国民の不満はますます高まるばかりである。

 菅首相、9人高級フグ会食が発覚した石破茂、今回の議員たちなど、永田町村の惨状を見ると、秦野章元法務大臣がいった「政治家に徳目を求めるのは、八百屋で魚をくれというのに等しい」という言葉を思い出す。(文中敬称略)

【巻末付録】
 今週はポストだけ。

「<密着ルポ>名物書店員がストリッパーになった理由」。新井見枝香(40)は、自分で本屋大賞ならぬ「新井賞」を作ってしまうカリスマ書店員である。

 その彼女が、直木賞作家の櫻井紫乃に誘われて観たストリップに魅了されて、自らも舞台に立つようになったというのだ。

 客の前で「ご開帳」することにも抵抗はなかったそうだ。
 すごい! というしかない。

「文豪だから描けた究極の背徳エロス映画-銀幕から匂い立つ官能の香り」

袋とじ「なをんスペシャル-傑作未公開ヘアヌード 撮影・西田幸樹/葵つかさ、佐々木心音、並木塔子、松岡すず」。写真を多く出しているからか、迫力がイマイチ。

「東堂とも、東大卒OLが脱いだ!-知的エロス撮り下ろし」「塩地美澄、美女アナと濡れ熟れ艶肌湯けむり旅」

 官能的ではないけど、カリスマ書店員の新井見枝香のストリップというのは、怖いもの見たさで行ってみたくなるな。女はすごい!

元木昌彦(編集者)

「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"。

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もときまさひこ

最終更新:2021/02/01 23:00
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