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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 倉持由香&里咲りさセルプロデュース激論
里咲りさ×倉持由香スペシャル対談

倉持由香が伝授する、セルフプロデュース術! 物語性と参加している感が大事なタレントとファンの関係

完璧な量産型の違いはわからない。だから八重歯も直しちゃダメ

倉持由香が伝授する、セルフプロデュース術! 物語性と参加している感が大事なタレントとファンの関係の画像4
里咲:すごすぎる結果ですね。とはいっても、自分のコンプレックスや弱みを強みに昇華できるのは簡単ではないと思うんですが、倉持さん流の発想転換法を教えてほしいです。

倉持:カメラマンの方はある意味、一番客観的に見てくれている人だと思うので、その方の意見は重要なんです。自分がいいと思っている表情やポーズと、他者が見たときにいいと思うものは違うことがありますよね。

 それと、コンプレックスは武器になるんです。典型的な美形というのは、あまり人の記憶に残らないというのがグラドルをやってきた実感です。「この子は美形でかわいいな~」と思った子は、なぜかあまり売れない……。マネキンと一緒で、「きれいだな、整ってるな」ぐらいの印象で終わってしまうというか。

 なので、八重歯があるとかちょっとぽっちゃりしているなどのほうが印象に残るんだと思います。ファン目線でいうと、「この子のこのパーツじゃないと、もうだめ!」みたいな状態をつくるというか。

里咲:確かに、アイドルのファンの人たちは「八重歯は直さないでほしい」みたいなことをいいますが、そういうことですね。

倉持由香が伝授する、セルフプロデュース術! 物語性と参加している感が大事なタレントとファンの関係の画像5

倉持:直しちゃダメ!(笑) 完璧じゃないほうが愛らしい!

 最近のカメラアプリなどはかなり加工ができますが、それをやりすぎると「標準」に近づくと思うんです。そうするとみんな量産型になっちゃって、ガンダムでいうと量産型ザクになるんですよ。赤く塗ったり、ツノをつけたりなんらかの特徴がないと人の記憶に残らなくなってしまうんです。

 特にタレントの方は、美肌修正くらいに留めておいて、あまり大きな加工はしないほうがいいと思います。あと、ツイッター投稿用に加工でかわいくしても、実際に会ってみてがっかりされるのも悲しいですしね……。

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