『報ステ』VS『WBS』で盛り上げるも、制作費でも差が歴然! 漁夫の利は『news23』か
#報道 #報道ステーション #大江麻理子 #news23
4月改編で1時間繰り上がり、午後10時スタートとなる『ワールドビジネスサテライト(WBS)』(テレビ東京系)と『報道ステーション』(テレビ朝日系)のガチンコ対決予想が盛り上がっている。
一部では美女キャスター比較などの観点から、『WBS』がかなり数字を奪うのではないかと目されているが……。
「そもそも『WBS』が放送時間を変更したのは、視聴者の生活習慣が変わったため。経済番組のメイン視聴者であるビジネスマンが働き方改革やコロナ禍で在宅率が上がったことなどから、23時には就寝するという人が増えてきている。また放送時間が22時台になれば、ブランド価値が向上し、慣習からCM料金が25%ほど上がるというメリットもある。もともと視聴率は3%程度で失うものは少ないですし、逆に1%でも上がればクオリティの高い番組だと勝手に周囲が盛り上げてくれますから、テレ朝にとっては分が悪い勝負です」(テレビ関係者)
しかし、コロナ需要で視聴率15%を記録することもある『報ステ』サイドは、『WBS』の放送時間変更はさしたる脅威だとは思っていないようだという。別のテレビ関係者が指摘する。
「はっきり言って、『WBS』が町の文房具店だとしたら、『報ステ』は百貨店ですよ。制作費は前者が約700万円なのにたいして、後者は約5000万円とまったく勝負になりません。『WBS』は先日からキャスターの大江麻理子アナがマスクをしたまま進行するようになりましたが、あれも番組スタッフが少なすぎて万が一クラスターが発生すれば番組が作れなくなってしまう懸念があるから。番組の質で視聴習慣を変えてもらうというのは、世間が考える以上に難しいこと。むしろ、『WBS』の放送時間変更で『news23』(TBS系)が息を吹き返すかもしれません」
注目を浴びるのは間違いないだろうが、視聴率に関しては「無風」が正しい読みかもしれない⁉
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