「辛辛魚」はもう13年目! 激辛+個性が光る名店再現系人気カップ麺3連発
#カップ麺一行3昧
激辛カップ麺は、暑い夏に汗ダラダラで食べるのも良いですが、冬に食べるのも魅力的です。毎年1~2月には激辛カップ麺の名作「辛辛魚らーめん」が発売されるのが恒例で、今年は他社も「辛辛魚」を意識したのか、名店の味を再現した激辛カップ麺が多く発売されました。
今回は、そんな「辛辛魚」を含め、最近発売された名店再現系の激辛カップ麺を3品ご紹介します。
なんと今年で13年目! 激辛カップ麺の名作「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」
まずは、寿がきや食品の「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」260円(税別)。激辛カップ麺の名作で、カップ麺ファンならずともセブンの「蒙古タンメン中本」と今回の「辛辛魚」だけは知っているという方も多いでしょう。毎年冬に期間限定で発売され、今年の発売でなんと13年目となりました。
東京・石神井公園にある「麺処井の庄」の看板メニュー「辛辛魚らーめん」が再現されており、濃厚な豚骨醤油スープに唐辛子と鰹粉による「辛魚粉」を合わせたラーメンは、多くのファンから熱狂的な支持を集めています。
豚骨醤油味のスープに特製ラー油を合わせた真っ赤なスープに、別添の「辛魚粉」を組み合わせています。真っ赤でいかにも激辛な色合い。麺は中太の縮れノンフライ麺で、弾力のある多加水麺食感となっています。具はネギのみ。
豚骨醤油はかなり濃厚で、ラー油の辛さにもパンチがあります。「辛魚粉」を混ぜ切ってしまうと辛味が強く細かい味がよくわからなくなってしまうので、まずはスープのみでひと口ふた口豚骨醤油とラー油のハーモニーを楽しみ、その後に辛魚粉を入れて味の変化を楽しむのが良いと思います。
満を持して山盛りの「辛魚粉」をスープに混ぜることで、強烈な辛味とともに、強い魚介味が加わります。スープのみの時とは別物。13年前の発売当初は衝撃的な辛さでしたが、最近は他にも激辛カップ麺が多く発売されるようになり、辛さだけならそれほど特異なものではなくなりました。
「辛辛魚」の魅力は、激辛と強い魚介味の両立で、激辛なのに魚介まで強いところが長年支持を集め続けた大きな要因でしょう。同じく長年人気のカップ麺「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」は、激辛に加えて強いニンニクが特徴で、ともに激辛であることの他にもうひとつ大きな付加価値があることが息の長い人気につながっています。
カップ麺「辛辛魚」の発売に合わせ、ローソンでは「辛辛魚」のレンジ麺が登場。辛さや魚介のキレ味はカップ麺の方が上ですが、豚骨と辛味のバランスの良さ、魚介の香ばしさ、そして麺や具の豪華さを兼ね備えた完成度の高い一杯でした。598円(税込)でカップ麺に比べるとかなり高額ですが、こちらも試して見る価値は十分です。
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