お笑い賞レースの盛り上がりが最高潮に!『キングオブコント』はベタの5GAP、肉体派のインポッシブルに注目か
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第7世代の台頭により、盛り上がりを見せるお笑い界。さらに、第7世代よりも少し上の、“6.5世代”と呼ばれるかまいたち、チョコレートプラネット、ジャングルポケット、三四郎、さらば青春の光なども仕事を増やし、何度目かの“お笑いブーム”が到来している。
「特に賞レースはかなり盛り上がっていますよ。業界内では、出場資格が芸歴10年以下となった『R-1グランプリ』はもちろん、その先にある『キングオブコント』がどうなるかという話もさっそく出始めています」(お笑い事務所関係者)
今年の『キングオブコント』でまず気になるのが、マヂカルラブリーだ。野田クリスタルが『R-1ぐらんぷり2020』で優勝し、さらにコンビでは『M-1グランプリ2020』で優勝。ここで『キングオブコント』も優勝を勝ち取れば、野田は芸人史上初の三冠を獲得することになる。
「マヂラブは確実に『キングオブコント』の優勝候補の一角です。ただ、それ以上に注目されているのが、芸歴20年オーバーの『5GAP』なんですよ」(同)
2000年に結成された5GAPは、とにかくバカバカしい扮装で、バカバカしいネタを披露するコンビ。いわゆる“センス”とは程遠い、根っからの“ベタ”な笑いを見せるコント師だ。
「実は去年の『キングオブコント』でも、5GAPは決勝進出濃厚と言われていたんですよ。結局、去年は準決勝で敗退しましたが、その後ネタ番組などに出演する機会が増え、徐々に話題になってきています。芸人仲間からの期待も大きくて、全体的に5GAPを応援するムードもできつつあります」(構成作家)
伏線を回収したり、音楽を効果的に使ったり、ドラマチックな展開があったり……緻密に構成されたネタが多い今の時代において、無骨なまでに“ベタ”を貫く5GAPは異色の存在だ。
「『キングオブコント』は準決勝で全組がネタを2本披露し、決勝に進出したらそのネタをやらなければならないルールになっています。つまり、準決勝の審査員は、決勝でどんなネタが披露されるかを想定してたうえで、テレビ番組としての構成を考慮しつつ審査する側面があるわけです。だから、芸風やネタがかぶっているコンビが2組同時に決勝に上がることはまずない。そういう意味では、過剰なベタさで突き進み誰ともかぶらない個性を打ち出す5GAPは、決勝進出にかなり近い位置にいるとも言えます」(同)
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